日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)上滑りする僕の言葉を

(º﹃:.` ;:・∵゚.

嗚呼忙しい、忙しいといった言葉を、言い訳に使うべきではないのですが……実際問題とし
てここん所暫く、多忙に振り回されてばかりのような気がします。今に始まった事じゃない?

気が付けばごっそりと二週間弱、前回の雑記から間が空いてしまいました。そうした間にも
季節は確実に移ろい、朝晩がすっかり寒いくらいになりました。近隣の道端を赤く侵食して
いた彼岸花達も、ここ三・四日でしおしおに枯れているのを見て、嗚呼もう夏は完全に終わ
ったんだなあと。最中は毎日のように(暑さで思考が回らない・しんどい云々と)恨み節を
呟いていたものですが、いざ去ってしまうと一抹の寂寥感があります。そんな感慨を抱ける
だけ、何のかんので余力が出来つつあるのか、或いは忘れっぽい馬鹿歳食った証左か……。

それはさておき、今月前半の長編系更新です。先日、ユー録の百九章をUPしました。前章と
合わせて前後編的な構成となっています。物語の展開上、如何せん詰め込み過ぎたようにも
思いますが……(相変わらずプロット段階の自分と、実際の執筆時の自分に開き・鮮度が出
てしまうというのも考え物ですね)分量としては27400字弱──かなりもっさりです。実際
別途掲載先=なろうさんにおいても、九パート分。書いていた本人も、執筆モードを三日間
に延ばしての原稿でしたし、相変わらず読者(ユーザー)フレンドリーとは対極にあるよう
な創り方をしやがる……φ(=_=;) それでもいざ更新すれば、ある程度どばっとアクセスが
貰えている分、自分はまだマシなんでしょうけども……。反応はなくて当たり前。あれば万々歳。

──しっかし、どうにも日中の消耗具合(負荷の基礎値)が上がっちまったなあ。勿論その
日の作業如何によって、大なり小なり差異はありますが。

本当これ、今後も充分な創作活動が出来るんかな? と不安が育ちつつあるのですよ。切欠
となったお仕事環境の変化は、一応昇級のそれなんですけどねえ……。ただ自身にとって、
なまじこの営みがワイフワークというか、中毒になって久しいため、全く出来ぬ・浮かばぬ
となってもストレス。出来てもそれはそれで作業量の多さでストレス(どっちやねん)もう
二ヶ月・三ヶ月と時間が経てば、今の生活リズムにも慣れて、またリソースも割けられるよ
うになるのかなあ? とは思っていますが……。流石に体力気力諸々のキャパが足りない感
がひしひし。元より創作を「趣味」以上に「義務」的に取り組んでしまう分、余計に生みの
苦しみって奴に苛まれるのでしょうけれど。

いっそスパッとリアルに没頭する?
手段が目的化して久しい現状を、一度筆を置く期間を設けるなりして是正する?

今までは、コンスタントに続けてきた習慣(惰性)を断ってしまった後が怖くって、とかく
維持する方へ維持する方へと傾いてきましたし……。

実を言うと、先のユー録原稿を書いている際は、割増しで「コレジャナイ感」「コレデイイ
ノカ感」に刺されまくっていまして。三日目夜を終えてようやく予定分を書き終わり、一晩
寝かせて推敲してUP準備して……という例の流れに入ってゆく中でようやく、気持ちも落ち
着いてきたという次第です(当稿、この雑記を書いている頃は、更新後に一息ついた後の時
系列となっている筈)……本当、成長しないな。

相も変わらずその時々の振れ幅を制御出来ない。分量的な意味でも、精神的な意味でも。
根っこは我が儘──自分の為にばかり書いている癖に、自身が愉しむことに全力に振るえる
他人を観ていると、大抵モヤモヤする。嫉妬の類を抱く。鬱々とし、詮無い思考が過ぎり、
たとえ(無闇に)弾数をこさえても、今度はまた自身のクオリティの方で自らにネガティブ
評を入れてゆく。そうやって初めに戻る──負の無限ループ。

何なんだろうなあ? 書くのがしんどい癖に、しんどいのを止められない。その癖、それが
済んだらやり終わったら、逆に清々しくもなる。経験則からも、とうにそれらはほんの一時
の達成感にしかなり得ないというのに。

……やはり己の振れ幅、移り気が許せない。度し難いφ(=_=#)


今回の雑記 - 終 -

いやいや、此処で締めたら折り込み部分が白紙になってしまう(別に義務ではないんだが)
もう少し文章を続けようと思います。

他に吐き出したいことと言えば……導入部でも述べた、コレジャナイ感・コレデイイノカ感
なんですよね。なまじっか書くこと自体に慣れて(耐性がついて)しまった分、かねてより
分量に対する感覚が麻痺していますし、何よりも書くこと自体の目的化が進む中で、展開を
急ごうと文章運びそのものも雑になってきていないかねえ? といった心配なのです。

元からクオリティが高い訳でもない癖に──。言われてしまえば、それまでなのですけど。

どちらにせよ、他人に愉しんで貰う文章としてはあさっての方向にばかり全力(?)を出し
てきて久しい今日この頃。何につけても中途半端だなあと、今回も含めてガッツリ更新する
度に悶々と生みの苦しみを抱える。それでいて更新し終わったらし終わったで、ホッとして
妙にエネルギーが湧いたりもする──この振れ幅の大きさ、御し切れなさ。

確かにかつて、心身を壊して寝込んでいた頃、主治医に『好きなことをしてエネルギーを溜
めるといいよ』とは言われましたが……。物書き趣味を復活させて、現在の寛解と社会復帰
へ漕ぎ着ける事が出来ましたが……。
今や結局「助力」を通り越して我が身の「一部」と成り、いざ日々の生計の方が重くなって
くると、逆に重石となってゆくんではないか? そんな一抹の不安材料になってゆく過程が
自分を見返すとスタンバイしているように視えてしまって……。

(まだずっと先の事? ぼんやりした不安に煩うのは、基本精神の毒にしかならない?)

分量過多もとい、文章運びの雑さ。主に手に取る題材・分野と、自身の文体のミスマッチ。
どちらにせよ当初から、他人を愉しませる文章──エンタメ精神が足りなくって。娯楽とし
て消費されるという現実への覚悟が出来ていない。目を背け続けている。ただまあ、他人に
読まれたい・評価されたいから書く(創る)んだとはっきり言えるのならば、それらに絡む
「読まれる努力」=想定する読者層やレーベルの毛色を分析し、自らを合わせてゆくマーケ
ティング的な態度が必須となるのでしょうが……どう見積もっても僕という人間は、その手
の分類に括れそうにないんですよねえ。自分が表したいから、自分が飢えているから書く・
創るといった構造で固まっており、寧ろ今日びの表舞台に立っている(可視化されている)
人達とは真逆の向きに疾走しているとの自覚があるのです。なのに題材・分野、自身の文体
のミスマッチ──硬さや思考的には純文寄りと思われるのに、広義のファンタジーばかりを
題材に採って、旧いラノベみたいなものばかりを書いているからなのか。根っこが他益では
ない癖に、他人に受けたい・受けなければと、未練ったらしく追い詰めるからか……?

ともあれ、ブレるのは可能な限り止めたいなあと思います。己の振れ幅、移ろ気ってものを
改めて恥じるばかりで──度し難い(業深いライフワークとは言えど)

……導入部の終わりで、こういった自身の創作時の御せなさを“許せない”と表現こそしま
したが、自分で書いていて『キツいな』と。以前から此方でも言及している通り、現在僕は
紆余曲折を経て福祉関係のお仕事をしているのですが、こういう“不寛容”な感情というの
は宜しくない。業種的に真逆ですからね。尤もリアルとプライベートは切り離したって構わ
ないのかもしれませんし、日頃そういったフラストレーションが溜まるからこそ、虚構とい
う形で発散する──その原動力にもなり得ますし。

ただまあ……自身の経験則、観測範囲から言っても、そういう立ち回りは長い目で見れば決
して善いとは言えないのですよね。常に善良な魂であれ、聖人君子たれというのはどだい現
実的ではないものの、負の出発点「しか」持たない創造的活動は……いずれ行き詰まる筈だ
と思うのです。創る為に、考える為に何かしらの憎しみを意識し、練り上げる。そんな営み
は遅かれ早かれ自らを憎悪そのものに埋もれさせてしまう。ぼんやりとした不安──具体的
に誰某の何と突き詰められない“主語の大きな”悪。自分と他者、目に映っている観測可能
且つ(意識無意識を問わず)己が観たいと思っている都合の良いセカイ──。
断言します。確かにそこは、良くも悪くも“確実に反応が予想通り”のセカイですが、現実
はもっと複雑で何より自分勝手です。それぞれの思惑をめいめいが捻じ込もうとし、それ故
の歪みが蓄積してやがて「問題」として表面化し、今日よく云われる二進も三進もいかない
「世も末」を形成している……僕はそう考えるのです。多分相手が善か悪か(イコール自分
が悪か善か)でスパッと切り分けてしまい、対する勢力なら『けしからん』『あるまじき』
と言って攻撃するのは楽だし、ある種の団結が可能ではあるのだろうけど……そんな態度は
一方で排斥され、行く場を失った人達を、結局は憎しみの中で再誕させるだけではないので
しょうか? 切り捨てられる側か捨てる側かを巡ってピリピリとする、心の平穏とは無縁の
社会にどんどんとなってゆく気がします。少なくとも世の中が全てそうなってしまえば、福
祉の領域にさえ『役に立たない奴は要らない』が罷り通ってしまえば、それこそ本当に僕ら
の生きるこの世界は、地獄以外の場所が無くなる……。

悲劇(及び反面教師としての露悪的描写)は物語の中だけでいいのです。いいのですとも。
もうそんなものは現実でお腹いっぱいだからと言われても──確かにその通りで、現状娯楽
界隈のトレンドでもあるけれど──誰かは細々と、物語達の片隅で、書き残してゆくべきだ
と僕は考えます。書き残しておくに越した事はないと思っています。僕自身は……そんな書
き手に数えて貰えれば万々歳なのかな? 思考回路・性分的にも多分合ってるでしょうし。

……嗚呼。次は週明けの三題だ(故に成る丈、説教臭さは取り除きたく)

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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