日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)違って当たり前、諍って当たり前

暑くならない訳がなかった……(º﹃º)

こちらはここ数日、厳しい暑さと突然の土砂降りの雨──夏らしい夕立が観られるようにな
りました。梅雨入りが遅かった分、明けるのもようやっとといった所なのでしょうか。暦的
にはぼちぼち子供達は夏休みで、日中の暑さに加えて騒がしさも増してゆくような……?

例の如く、一ヶ月もあっという間。眼前のタスクに忙しくしている間に、月は替わる。

先日、サハラ~の四十五章をUPしました。23エピソード前編です。今回は元プロットの書き
込み量も少なく、結果の分量としては17100字強。自身が目安としているそれに比べると大分
少なめとなっております。とはいえ、実際は量イコール質ではなく、寧ろ(こと娯楽作品の
括りであるならば)少ない方が取っ付きが良い。わざわざ追いかけてくださる方にも、徒に
時間=個々有限のリソースを割いて貰わずに済む。……まぁ割いてでも読みたい! と言わ
せるのが腕の見せ所なのでしょうが、自分は正直そこまで強気には推せないのでφ(=_=;)

良くも悪くも、充実とイコールな感じの多忙。

ただそんな個人的な高揚も、傍から見ればやや天狗の部類に近いのかもしれません。
元よりネガティブ思考が勝っているというか、臆病というか。一見大きな問題が無さそうな
時ほどこそ慎重であらねば。謙虚であらねば。
私事ではありますが、こと今年の夏から秋にかけては、療養ニートからの復帰において新た
な段階に入る予定です。随分と周回遅れ──かつて自分が「逃げ」の一手を選んでしまった
当然の報いとはいえ、やるべきことは今後も増える。もっと頭を使って身体を動かす、他人
と関わる。専門的なことを学んでゆく。“勉強”するなんて、それこそ学生の時分以来です
が、どうなることやら……。まぁガチの肉体労働より、座学の方が性には合ってますけど。

……もう去年一昨年ぐらいから言い続けてますけど、中々どうして「新しい」創作ってのが
出来ないままですねえ。中短期的な執筆スケジュール、諸々のタスクを先ずは片付けてから
とやっていると、どんどん次のそれが(日数的に)圏内に入ってくる。全く企画の構想を練
ったり何なりをしていない訳ではないけれど、プロットやら実際に形になるレベルにまで持
って来れていない。可処分時間が間に合わない。

疲れや雑音や、色々なものをなるべく後に(自分の中に)残さないよう、ここ暫くは早いめ
に床に就くようにはしているのだけど……少なからず時間を投げ捨てているような感じは、
今も拭えないなあ(:3 _ )=


さて正直な所、小説更新のお知らせと生存報告さえ出来れば、雑記(このかきもの)の役目
は大方果たしているのですが……久しぶりに時事を引き合いに出してみましょうか。

先の日曜日、参議院選挙の投開票が行われました。任期四年又は解散あり衆院のとは違い、
任期六年の中でその中間──三年ごとに面子の半分が再選挙される仕組みです。なので現職
といえど、この改選時に落ちてしまえば六年丸々まで議員を全うできずに“ただの人”にな
る訳ですね。まぁ実際はお年を召して途中で亡くなったり、そもそも選挙時に人数が足りず
に空席なままな場合があったりと、結構バラつきはあるようなのですが。

皆さんは投票に行きましたか? 僕は療養生活の途中、何とか出歩けるぐらいには回復した
頃からほぼ欠かさず投じるようにしています。関心があろうが無かろうが、少なくともその
時期に向けて投票資格のある人をリストアップしたり、各地の投票所の準備をしたり、他で
もない僕たち国民の税金が使われているのです。近現代史の中で勝ち取った権利ダーとか、
国民なら参加する義務があるとか、そういう小難しい「べき論」はともかく、勿体無いじゃ
ないですか。動機、取っ掛かりは何でも良いのです。自分みたいに、馬鹿みたいなケチ臭さ
で面倒をごり押していっても。
それに……個人的ですが、今回期日前に行った際、出口調査員らしき方を見かけました。特
に目立ったものもない(廃れて久しい)うちの田舎にでも、ちゃんとああいう人員は回って
いるんだなあと内心ちょっと感動し、だけども華麗に遠巻きからスルー。投じた内容をわざ
わざ、馬鹿正直に答えてやる義理はないのです。
(無記名が原則の筈なのに、後々○○支持者だー!って言われたりするかもしれませんし。
面倒ですし。尤も中には、確信犯で真逆のことを答え、統計を混乱させて楽しもうっていう
天邪鬼な人達もいるようですけど……)

──ただ実際、蓋を開けてみた後の投票率は、五割を切っていたとか。

まぁ劇的に値が増えるとは思っていませんけどねえ。個人的にそんな出来事があったという
だけで、世の中の向きはそう大きく変わっちゃあいないのかな? 直前に老後二千万報告と
か消費増税とか、憲法改正も含めて論点(問題)自体はいっぱいあるにも拘らず、巷の反応
は芳しくない。結果の方も与党が過半数維持、但し改憲勢力が三分の二(単独で発議可能な
ライン)を割り込み、中々どうして野党第一党以外の所が現状への“不満”に対する受け皿
となって議席を積み上げたといった格好だとのこと。……細かい分析やら何やらは、素人も
素人がぶつくさ言っても詮無いので割愛をば。どうせ今回も右に左にそれぞれが、自分達に
とって都合の良い要素を抽出して、暫くの間やいのやいの騒いでるでしょうから。

『投票? 行かない。興味ないし』
『そもそも、誰に入れていいのか分からない』
『自分が入れたとして、何かが変わる訳でもないのに』
『●●支持だって? 馬鹿野郎! ▲▲党は駄目だ! ○○さんだ、○○さんに入れろ!』
『っていうか、選挙カーで名前連呼されるのが五月蠅え』

時期的なものもあるのでしょうが、この手の話をぼや~っと考えると、僕個人がこれまで聞
いてきた他人の意見・選挙そのものに対するスタンスがあれこれ思い出されるなあと。

大抵は無関心だったり、シニカルに振る舞うことが格好いいと思っていたり。或いはこれと
は逆に、こと特定の勢力推しで熱くなる人達もいますが……幸いリアルでは未だ、自分はそ
ういう手合いに巻き込まれたことはありません。
……気持ちは、分からんでもないんですよね。なまじ自身も一時はそういう、拗らせた感じ
を疑いもしなかったので。とかく物事に対して否定的であろうというか、斜に構える自分に
酔っている感じというか……。別に個人の美学・美意識の範囲に収まっている内はそこまで
批判はしませんが、そういった態度を周囲他人にも強要してくる(しない相手を哂い、下に
見て当然とするような)態度は、ぶっちゃけムカつくんですよ。ある種の同族嫌悪もあるん
でしょうがね。政治ってのは個人のものじゃなくて、僕達全員が所属しているコミュニティ
全体の問題じゃないですか。それを確信犯的に引っ掻き回し、或いはぶっ壊してやろうって
意識の何が「悪意」ではないというのか。

実際分からないんですけどねえ。お上の方が勝手に日程組んで、勝手に選挙モードだ!とな
って、普段聞き覚えも何をやっているかも知らない人間がわらわら出てくる。ニコニコ笑っ
て街宣車を乗り回し、街中に現れてやたらめったら悪手をしてくる(そういう意味で、個人
的にはイケメンやら美人で売るような人材は警戒しますけどね。後述しますが、本当に政治
をやろうっていうんなら、寧ろ多少強面の方が良いすらある。そこに実務能力や実績が伴っ
ているなら尚良し)でも政治に参加する──投票は僕達が持つ数少ない権能なのですから、
分からない分からない言っている暇があれば調べましょうよ。昔はともかく、今はインター
ネットもSNSも在るんだから。尤も、変な推し勢同士の諍いも視えちゃいますがね……。

そりゃあ「自分が動いた」所で何も変わらないのかもしれないけど、理屈の上では先ず行使
してないのに政治にあれこれ口は出せない。ニヤニヤ斜に構えて安全圏で嘯くぐらいなら、
せめて黙ってろと。それが筋じゃないのか? 大体孤高を選んだ癖に、自分一人で守れない
ような“美学”なんざ、糞だ。そんなモンは捨てちまえ。白票を投じるにしたって無意味だ
からと言うのなら、逆に当選させたくない人間以外を選ぶ……というやり方もある(という
か、現在大抵の人がそんな感じ? 政策個々に是々非々を採ろうにも、結局書くのは名前で
ある場合が多いし……)外野の応援団が五月蠅いから、逆に張ろう。そんな積極的な斜構え
だったら、折り合えるんではないでしょうか?

……そもそもに、政治ってのは大雑把に言うと「金の配分」な訳で。

厳密には利権云々と表現すべきか。ともかくそのパイ取りをやろうっていうんだから、喧嘩
しない筈がないんですよ。寧ろ政治(話し合い)というのは、前段階で揉めている状態だか
らこそ、それを何とか調整しようっていう営みである筈なのですよ。だけど僕らが全員そこ
に構っていられる訳じゃない(日々の生計、ひいては上記のような“カネ”の出元がある)
だから専任で対応する人間を選挙という仕組みで決めている。根本の所を辿れば、センセイ
方が対立ばかりしているのが厭で、だから投票なんかしないっていうのは……前提としての
認識がおかしい訳なんですよ。まぁ“対立しかしない”で先──政治家と称する者達が為す
べき『じゃあどう落とし所をつける?』を詰めない連中は、本来の負託を放棄しているが故
に、役立たずには違いないのですが。

是々非々の議論。見解や立場の相違は大前提。
“相手を倒す”ことは決して、目的じゃあない──。

繰り返しますが、僕自身も一時は病臥で鬱々とする中、自他を追い遣った世の諍いと醜さを
酷く恨んだことがありました。でもそれは……結局個人的なものなんですよね。直接の原因
を作った相手ならまだしも、その溜め込んだ負の感情を無関係な他人に、システム(を維持
管理している人達)にぶつけるなんてことは少なくとも間違っている。見解や立場の相違、
それ自体に元々から絶対悪や正義といったものはなくとも、いざそれらを掲げた個々人によ
る行動こそが、傍から見たそれを決定付けるのだと思います。空想はあっても、現実で凶行
に及んだら犯罪なように。一概に“善悪”を判断するのは難しいとしても、一方でその態度
には“美醜”が在るのだろうと僕は考えます。斜に構えて他人を哂い、他人が紆余曲折の果
てに生み出したものを何に付けても否定して掛かる悪意(びがく)とやらを──僕はやはり
美しいとは認められない。

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  1. 2019/07/24(水) 23:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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