日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)諍い厭いとアップグレード

■ ■ ■ □ ■<まるっと一週空いたよ!

……やっばい。その日その日の作業(タスク)で手一杯になってたら、すっかり此方の更新
が疎かになってしまっていた。まぁ普段から、主に毎週の三題で頻度を繋いできた感は否め
ないし、そんなずっとずっと書くべき内容がある訳でもないけれど(´・ω・`) 理由というか
焦りの原因は、本当自分の個人的な拘り──更新が長らく無いと大きな広告が表示されてし
まう仕様が邪魔臭いっていう、ただそれだけなんですけどねえ(そして今更そのリミットが
一週間ではなく一ヶ月らしいと知った哀しみ)……何だかなあ。どうにも色々な事に対して
前のめりというか、焦り過ぎといいますか。作業自体は、モソモソほぼ日でやってるんです
けども、中々キリの良い所=近況報告できるタイミングまで行かなくって……。

そんな訳でお久しぶりです、長月です。気付けば鼻のグズグズ──花粉症が大人しくなった
なあと思いつつ、今年のシーズンも収まり始めたかと、妙に(歳のせいか)月日の流れに対
して感傷的になってしまったなあと振り返る今日この頃。こういう話も、今日びは他のアレ
ルゲンをお持ちの方を配慮していない! とか文句が来るのかなあ……? 当方、杉とハウスダスト也。

なまじ前回からほぼ二週間空いたこともあり、サハラ~のプロット作成は現在四十九章まで
終了。単純な章数だけの計算なら、ようやく全体の折り返しを越えたといった所です。もう
一章二章進めば、残り1/3になるのかな……? 相変わらず三ヶ月(四半期)での見積もりは
カツカツな状況ですね。まぁこの作業にせよ普段の書き物にせよ、究極「降って」来ないと
ろくに進まないものなので、急いてメモと睨めっこしてても埒が明かないんですが。精神的
にも存外宜しくないですからねえ(実体験)下手に背負い込まず、さりとて常に頭の片隅に
は置いておくというスタンスでもう一ヶ月ほど粘る予定です。その辺はツイッタ(小日記)
の方が、まだリアタイで覚書なり何なり呟いていると思いますので、ご参照のほどを。

……嗚呼。ぼちぼち三月も終わりかあ。本当に今年がもう四分の一終わっちゃうんですね。
世間的には新元号の発表やら、統一地方選の本格化、例の如く政治や芸能のスキャンダルだ
の何だので日々喧しくしているようですが、こっちはあまり劇的な変化がある感じでもない
作業場と自宅の往復で過ごす日々です。強いて言えば年度替わりと人の入れ替わり、自身の
体力気力(リソース配分)との向き合い方云々といった辺りになるのでしょうが、別段そう
いうのは固有の問題ではなく、大よそ社会人(と自称して良いものか……)全般が半生抱え
る命題ですからねえ。あまり大仰に言うのも図々しい……。今に始まった事ではありません
が、いざものを書こうとすると、どうにも主語が大きくなってしまうのが悪い癖で……。

(今回は何だか、ダウナーな文体。柔らかくなったと言われたこともあったけど、この文面
からして“読み易く”はないよなあ……。小説とはまた勝手が違うとはいえ)

とりま、やや不定期の生存報告。
あと筆感覚は『持ち直す』のではなく、常に『立て直す』ものなんだなあ、ともφ(・_・;)


経験則から、あまり積極的にツイッタなどのSNS、ネット上の観測範囲に目を向けること
は止そうという向きになって久しいのですが……ここ暫くはプロット作成の進捗を記録して
おくという意味で、時折どうしても人々の発言(あれこれ)が目に入ってしまう。

今に始まった事じゃない──というよりも、元来そうなるが必然のツールだったのでしょう
が、相変わらず左右に上下に、自らの主張を“布教”することに熱心な人達が多いこと多い
こと。いや、寧ろそういった人達ばかりを自分のTLは内包しているのか、そもそも何かし
ら言いたい人だからこそ良くも悪くも目立ってこちらに届くのか……。活発なり健全な言論
なるものとは多分、そう賛否両論が飛び交うことを誰も妨げない空間のことを云うのかもし
れませんが、中々どうして目に付くのはそういった『Aだ、否Bだ』を掲げるスレ元と、そ
こにぶら下がって『然り!を叫ぶ』同胞・子分達のダンゴ虫状態であって……。

こんな事を言うのも今更なのですが、SNSって基本的に「共感」を集める為のツールであ
って、双方が「議論」する為のプラットフォームじゃないんですよね。同じ方向の“仲間”
を探す分には向いているんだけど、逆の意見を持つようないわば“敵”に近しいような他人
(異質)と繋がるという使い方をそもそも想定していない──ような気がするのです。
実際TLなりスレッドから数珠繋がりになっているようなめいめいの発言は、総じて大元の
人間に「いいね」をする為にぶら下がっている(風に、僕には見える)時たま、或いは徒党
を組んで反対意見の人達がそこに飛び込んで来るケースも少なくないけれど、大体は子分的
にぶら下がっていた側の面々に叩き落され、視界の外に埋もれてゆく。それでも互いの攻勢
が拮抗し続け、より外部にその様相が伝わってゆく状態を俗に「炎上」と呼ぶのだろうけれ
ど……そこに至らず(若しくは“火消し”が終わった後)スレが残存してゆく時、僕はどう
にもモヤモヤとした気持ちを抱えずにはいられません。馴れ合い──と表現するには少々大
雑把に過ぎますが、自陣営の主張(価値観)に与しない者達を蹴飛ばし、嘲笑っておいて、
さも自分達が“綺麗なもの”だと振る舞える。そんな群れの中に留まり続けて平然としてい
られる神経が、僕には信じられない。

……ええ。お得意の『諍いは大嫌い』マンです。対立、不穏、きな臭さ──そんな言外を含
めた場の空気、ギクシャクした感じを嗅ぎ取ってしまったら最後、僕は心中掻き乱されて本
当に厭だ。仲良く出来ないなら、殴り合いを起こすのなら、そもそも一緒にいないでくれ。
隠したって気付いてしまう時は気付いてしまうのだから、他所でやってくれ。この場、僕の
いる今ここでそんな“煩さ”を持ち込まないでくれ。感情のやり取りは、傍で知ってしまう
だけでもしんどいんだ。どうせ手を結べないのなら、関係が破滅する(のを見せられる)の
なら、いっそ始めから関わらないでくれ──。

ただ……以前にも何度か此処でぼやいていたように、僕のこの感慨は、所詮僕一人の個人的
な平穏至上主義なのですよ。僕自身の思索、日々の創作ないし言語化をするプロセスを邪魔
されたくない。只々その一点に尽きる我が儘。だから──此方がそう“主張”すれば、嫌う
彼らと本質は一緒になってしまうため──日頃僕はこういった考えをあからさまにしないこ
とが多い。せめて自分は自分の安全圏を確保しようと、とにかく騒めかせる彼らから距離を
置くという戦略を先ずもって取ろうとする。なのでわざわざ口に出して苦言を呈する時は、
よほど当の彼・彼女が僕のいる「場」を損ねて止めそうにないから──自衛の意味合いが強
いのです。よほどそうしなければならない切迫した理由、或いは義務でもない限り、今まで
僕はそういった他人達と直接相対することを避けてきました。大よそ自分は「専門家」では
ないし、口出し・手出しをした所で状況を好転させる何かしらのノウハウを持っている訳で
もないからです。
……ですが、ここ数年の(療養生活から脱した後の)職業柄、ずっとそう“傍観者”に徹す
る訳にはいかなくなりました。任せられる責任・義務に応じて、僕も時には「場」を乱す第
三者と向き合わなくてはいけない。そもそも乱している、その自覚さえなく、或いは認識が
甘いのだと当人に伝えなくてはいけない。理解し、改めて貰わなければいけない……。
(ただまあ、福祉という畑も大分幅がありますから、必ずしも伝えたから解って貰える、改
善してゆけるとは限らないんですよね。心身的・物理的に無理というパターンも多い。寧ろ
大なり小なりそれに困難を伴わざるを得ない人達だからこそ、当事者の皆さんは“支援”が
必要な訳で……)

加えて、こんなことを考える理由は何より、仕事上の義務増云々だけではないのですよね。
自分という一人の人間、いち創作人のレベルとしても、只々「諍いは厭だ」と避け続けてい
ては前に進まないのです。自分の作った距離感というか、なるべく火の粉を被らないような
(極端な)安全圏に拘泥することは、これまで己の成長をもきっと阻害してきた筈で……。
ただ嫌だ厭だと嘆いているばかりでは、何も変わらない──他人を変えようとまではしなく
とも、自身の進歩が無い。同じ拘泥した価値観を繰り返すだけで、もっともっと精査された
ものへとアップグレード出来ない。

一人の方が楽、コミュ力に難がある──結局ぐるっと一連の課題が繋がってくるのだと思う
のですが、日々の生き方にせよ自身の執筆活動にせよ、限界が出てきて久しいのですよね。
自分の中に一つの芯がある、そう言うと聞こえは良いのですが、ややもすればその芯(価値
観)を補強・換言する為に物語を使ってしまうパターンに陥りかねない……いや、既に陥っ
ている。極端で執拗な帰納法というか……。ほら、○○だろ?(糞だ!)を表すが為に、そ
の時々の題材自体すら、どんどん恣意的な選出になっている危惧というか……。
勿論、帰納法だから駄目、演繹法だから良いという訳ではありません(後者が過ぎても、結
局はその前提にある価値観=自分でいう所の諍い嫌いに都合の良いものばかりになるので)
中庸というか、バランスが大事なんでしょうね。中々それが出来ずに易きに流れてしまうか
ら、自他とも皆苦労するんでしょうけど……。

個々の性分、これまでの生まれ育った背景(バックボーン)というものはどうしてもある。
だけどもそれはあくまで自分の「要素」であり、全てではない筈だ。事細かに見出せずに、
そのプロセスがしんどくって埒が明かないものだから、パッと意識の表面積上に多いそれを
引っ張り出して「自分だ」と定義する。一個しかないものだから、これを揺るがしてくるよ
うな輩は全部“敵”になる……。

出来ることなら、僕も「娯楽」を書きたいんですよね。描かなきゃいけない。時代のニーズ
云々という側面も勿論あるのだけど、如何せん純文(文藝)方面で突き詰めようとすると、
精神が幾つあっても持ちませんから。古今東西、これらと向き合い続けて狂死してしまった
先達は数知れず……。
だからこそ、というのも少々不謹慎な話ですが、僕はもう少し両方のいいとこ取りを希望す
るのです。自ら苦しみ、誰かを苦しめる為に書く「だけ」では只々辛いじゃないですか。書
き手によって得手・不得手があり、だからこそ十人十色に様々な物語を補完できるのだと解
釈しているにしても、誰かの痛い所(過去のトラウマなり常識の穴)を突いて揺るがし、苦
しめることばかりが創作の神髄ではないと僕は思いたい。たとえ自分には中々どうして相性
の悪い領域だとしても、只々誰かの心に鞭を打つだけの物語は一流ではない──飴を、同時
にリアルに目を向けて再び歩き出す糧へと変えてくれるエピソード、キャラクタ達の人間模
様を紡ぐことも、大事な役割の筈だと考えます。

……試練を乗り越える、ギャフンと言わせるカタルシスは、読み手(及び書き手本人)にと
っては快感かもしれないけれど、その度に受難を強いられるキャラクタ達にしてみれば堪っ
たものじゃあないからね。

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  1. 2019/03/26(火) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

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