日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)押し拡げてゆく為の試行

(º﹃º)<寒暖差……

今年も残す所あと二ヶ月を切ったという(まだ少し猶予がある)事実よりも、今現在進行形
で繰り返される日々を如何に凌いでゆくか? という目の前の現実の方に、ごっそりとエネ
ルギーを持って行かれている感のある今日この頃。皆さんは如何お過ごしでしょうか?

どうも暫くぶりです、長月です。こちらは相変わらず作業場と自宅の往復で、尚且つ前者、
日中のそれの密度が増す一方なもので、どうにも先ずもってごっそりエネルギーを消耗して
からの帰宅というパターンがすっかり定着しています(大事なことなので二回言いました)
それだけうちの仕事が各所に認知されてきた──実際に複数のリピーターさんのお陰で営業
の手間が省けていますし、良い傾向ではあるのでしょうが……いち工程を任されている身と
しては、それ以上に平時の負荷も増し増しになっている分、キツくないと言えば嘘になりま
すからねえ……。嬉しい悲鳴、と言えばそう言えなくもないし、何年も病に臥せっていた頃
を思えば大分個人的にも進歩とは思うのですが、流石にもう一人か二人コンスタントに分業
してくれる同僚(ひと)が欲しいです^q^

……まぁ、そんなプライベートのあれこれはこの辺りにして。
では例の如く、生存報告を兼ねての近況報告をば。ユー録のプロット作成は前回雑記時から
二章分進んで百七章まで組み上げ終了。今回か次章かぐらいで全体の折り返しとなる計算で
しょうか。なまじモチベの浮き沈みだったり、並行してのノルマ的書き物にうんうんと唸っ
て苦しんではいるものの、何とかプロットの方は進んでいます。
これがアナログの、只管紙にガシガシとみっちり書き溜める方式ではなく、きちんと綺麗に
テキストに起こして他人の眼に耐えうるものにする(作成時のノウハウとして習慣づける)
ことができれば理想なのですが、多分それを目的にし始めると、今以上にエネルギーを集中
させないと方式として維持出来ない気がするんですよねえ……。ソース(経験)はtktk
でのデータ作り。作業自体は前段階も前段階なのに、綺麗に纏めようと注意して書いている
分だけ、どうにも手が遅くなってしまう。結局可処分時間を費やしごり押しましたが、はた
してその労苦に比して肝心のガワが出来上がったか? と訊かれると正直疑問なので……。
                           新しい習作もツクりたいのだがなあ。

良く言えば職人気質、泥臭さ。
でも言い換えればそれらはただの「拘り」で、必ずしも成果に結びつくとは(論理的には)
言えないような我流、結局は独り善がりに過ぎない……?φ(=_=;)

勿論、持って生まれた性分が故にどうしようもない面もあるのでしょうが、少なくとも自分
は「損な性格だなあ」とかねがね思ってしまいます。流石に今更超能率な創作人に変貌でき
るとも思えませんが、せめて聞く耳くらいは持ち合わせて、収集・分析・改善をスムーズに
出来るようになれれば今よりマシにはなるんじゃないかと。……きっと何より、そうした方
向へのエネルギーの注ぎ方こそを、一般に「努力」と呼ぶのでしょうし。


(有り体に申し上げますと、ネタが無い)

もう今更感が凄いですが、こちら(雑記)も気付けば「書きたいから書く」のではなくて、
カレンダーや執筆スケジュールを見て、ぼちぼち更新しないとなあと思い「書く為に書く」
ことを続けてきた末のコンテンツの一つとなってしまいました。ぶっちゃけ、こうしてその
場で捻り出した“雑感”を垂れ流すという、ものすごく個人的な書くことのリバビリを兼ね
ちゃってますし……。練習は練習で、それこそ完全にクローズドなまま(更新用にという気
負いを外してやってので)書いていた方がいいのかもしれない。

大体、ネタが無いというこの言い訳も大概なもので、現実には話の種になりそうな事象など
世の中にはゴロゴロ転がっているのです。そこを自分なりのアンテナで、感性と論理的思考
で文章として起こすモンだと意気込んでいた筈なのですが……どうも自分の「真面目」さを
ここにプラスしてしまうと、基本的に“誰も幸せにはならない”んですよ。僕自身の怨嗟、
もう少し体裁を整えれば“思想”を捻じ込んで吐き出す一時のカタルシスにはなっているの
かもしれませんが、インターネッツ全体の健康からすれば、あまり宜しいものとはどうして
も思えない。(仮に自分の駄文を読んでくれたとして、その人がどう感じ、何を思うのかは
自由だし未知数なのだけども)いわゆる言霊的な──ネガティブな思念が空間全体に漂い、
且つ再生産と増幅されてゆくさまは、それこそ他ならぬ僕自身が“諍い”に属する空気とし
て厭ってきたものだから。結局自分もまた迂遠な加担者になるのなら、いっそこういう話題
にはなるべく距離を置いた方がいいのでは? 無理に「語る」ことはせず、シャットアウト
すればいいのでは? と思い直し、もう何ヶ月も能動的にニュース──いわゆる時事に首を
突っ込もうとする真似は控えてきたのですが。

……ネタが無い。あ、いや、雑記の種とかではなく(あるには大有りなのだけど)いざ小説
を書こう、その題材として自分の引き出しを見返した時にって意味で。

元々自分は、ざっくり広義なファンタジーか、文学もどきが主なジャンルです。ただでさえ
分野としては飽和し切っているこれらフィールドにおいて、パク……インスパイアされても
自他共にn番煎じと指差されず、且つ自分自身がとりま頷いてGOサインを出せるものとを
なると、どうにもそのストライクゾーンは狭くなる一方なのですよねえ。

とにかく、娯楽が描けない。明るく順風満帆な物語(周りにヨイショされる主人公など)を
書こうとしても、どうしても他ならぬ書き手である僕自身が違和感を覚えてしまう。これで
はご都合主義過ぎると──そも物語自体を「演出装置」としてみれば、どんなジャンルだろ
うと付いて回る側面ではあるのだけど、ついキャラクタ達を「苦しめて」しまう。苦悩する
姿や状況を描く方が、まだそれっぽく見えるという認識から、僕自身が脱せられていない。
おそらく実際はそうではない、上述のような「演出装置」を如何に読む側に意識させないか
が書き手の力量を示す大きなファクターであるのだけど……なまじ創っている側の人間だか
らこそなのか、気付けば単純に“創って楽しむ”よりも、とかく“粗はないかと疑心暗鬼”
になりつつ書くことがデフォルトになってしまったように思う。要は楽しみよりも苦しみが
先で、運が良ければ後者が時々快楽にも変わる──それこそ「損な性格」にばかりギアを振
ってしまうものだから、モチベだって中々堅調のままとは相成ってくれない。でもその一方
で、そうした不器用な職人気質的な自分に酔っている節さえある……。

結局の所、僕という人間がものを書く行為の原点は、エンタメではなく求道、もしかしなく
ても極めて個人的動機・執着による所が大きい文学行為なのかなあ? と思うのです。例え
前者の方が職業作家をまだ夢見ているのなら実入りが大きい(と言っても今日び業界自体が
苦しいので、あくまで同内における比較的、というニュアンスでしかありませんが)のだろ
うと解っていても、他ならぬこの性分がそちらへ百八十度転向することを許さずに。……要
するに他人の為の文章じゃないんですよね。結局、自分の自分による、自分の為の文章以上
のものを生み出せない。「拘り」が邪魔をして、今日最適解であるそういった前者のニーズ
に応えることを拒否し続けている。ざっくりと言ってしまえば、生業としての創作それ自体
に向いていない──可能性だってある。「努力」を間違っているであろうに、看板を手にし
てゆく他人達に憧れ以上に嫉妬し、こちらから勝手に距離を作ってまた籠もる。娯楽という
価値にそっぽを向いて、とかく“思想”を込めたがる。ニーズは特段そういう方面は求めて
いないのに、頼まれてもいないのに「語り」たがる。浅学菲才、独り善がり……。

まぁ、巷やTL上の創作人さん達みたく、うちの子よその子云々で「交流」って活動自体、
自分には向いていないんだなあとは前々より思ってはきたことで。一応顔を出しているそう
いったコミュニティは無い訳じゃないけれど、それらも基本的に不定期の緩い付き合い。と
いうか、そうした交流=他人と関わることに対し、どうしても自分はエネルギーを消耗して
しまう人間なのですよ……世の中には逆に回復する人種もいますけど。だからこそ僕はこれ
まで(もこれからも)基本は一人周りの雑音を遮った環境の中が落ち着きます。少なくとも
創りたいもの・やるべき作業は日々湧くように出てくるので、PCとネット回線さえあれば
延々それだけで過ごせてしまう(実際は先に体力が尽きて仮眠→再開の繰り返しですけど)
何より対人状態が疲れるってこと以上に、どうしても過去の経験から、コミュニティという
集まり自体に対しても『いずれは空中分解する』という頭があって、ガッツリ関わることを
始めから諦めて(避けて)しまっていて……。

……それでも、一人で全部この己のモチベやら何やらを制御し続けるのは、やっぱり限界が
あるかな? というのがここ暫くの感慨です。多少病の後遺症とはいえ、心身の浮き沈み=
感情の振れ幅ってのはどうしてもしんどいし、冒頭のように書くにも考えるにもネタ不足が
割と喫緊の問題だったりもします。じゃあ時事のアンテナも開けばいいじゃんってなるんで
しょうけど……それだと過去の二の轍、三の轍なんですよねえ。確かにそれらを梃子に書く
には書けるかもしれませんが、また近い将来、思考が鉛のように重くなって自ら自身を蝕ん
でゆくことは経験から目に見えている。何よりそういった往々にしてナイーブな題材群を、
直接的に扱っても芸がない。それとなくこっそり、間違っても前面に出さずに潜ませてこそ
物語としての修飾になるってモンで(これも“文学”寄りの考え方なのかなあ? エンタメ
文章屋さんならば、そもそも重くさせる・白けさせる要素は“取らない”んではないか?)
目指すならば自滅しない程度に、それ自体が目的とならないように世の中を観る。そうした
マクロの出来事と、より個人的でミクロな日常から受け取ったもの達を、それとなくこっそ
りと「物語」として箱詰めする。……“思想を主張する”為の物語じゃない。多分、それだ
けでは三流なんだ。書きたいことと言えば聞こえはいいけど、自己主張の強過ぎる人間って
のは嫌われる。まぁ創作人って時点で、そもそも我の強い人間の集合ではあるけども……。

モチベが出ない(湧かない)時は、とにかく物理的に休むか、或いは他人の作品を読み漁っ
て刺激を得るのが一番。

創作界隈で、いわゆるスランプ云々に関して聞かれるアドバイスの言説は大よそこういった
励ましから始まる。だけど……少なくとも僕自身は、こと後者はあまり効果が薄いように思
えてならないんですよね。単純にそういったアドバイス(をする側)が想定している刺激の
強度というか、インプット量が足りてないだけなのかもしれないですけど。

何故って、他人様の作品を手に取ると先ずもって打ちのめされるんですよ。己の凡庸さって
ものに。仮にそこから運良くモチベに火が点いて、僕も……! とお話を組み上げようとし
ても、結局はそのインスパイア元のn番煎じになりがちじゃないですか。……それじゃあ駄
目なんですよ。ハッと似ているというか、既出部分(属性調理)に気付いて、大抵の場合は
早々に再び気持ちが折れる。モチベが萎む。じゃあ徒に手に取ってもいいものなのか? と
今ではすっかり及び腰になってしまった(あと純粋にその作品を楽しむ側ではなく、自作へ
の参考というか“肥やし”にしようという意識が先行してしまうのか、下手なりにも分析的
に臨んでしまうし、必然粗ばかりに目がいく──それでは面白いもクソもない訳で。益々)

人の業や諍い──自分の“思想”を誇示したいだけなら、論文でいい。何度も何度も馬鹿の
一つ覚えのように、物語という箱庭の中にそれらを(部分的に)再現して、繰り返しドヤ顔
をすることは格好悪い(それこそ本当に、重暗い系の文学の領域ですからね)

だったらもっと他ならぬ僕自身が「外」に出る回数を増やさなければ? 時事に他人に、触
れてゆく経験がこれから先数十年の自分を作ってゆく。今でこそ「拘り」を何とかそのまま
使い回そうとしてしまうけど、別にゴロッと建て替えても構わない筈なんだ。……ただ間違
いなく、そこまでやってしまうことを、僕は怖がっている。

普段からリアルで超インドア派だから、引き出しが足りなくなるのは必然なんだよなあ。

小出し小出し、その場その場で何とか一筆できなくもないレベルにはここ何年かでなったけ
れど、それではいつまで経っても「コレジャナイ」やら「コレデイイノカ」のまま更新を続
けることになってしまう。

もうちょい……活動範囲を吟味して、また拡げるべきか?

尤も、それも全ては創作の“肥やし”の為だという頭でいれば、結局社交性アップも何もあ
ったモンじゃあないけども(なまじ職業柄、他人との距離感に関しては、もしかすると一昔
以上に慎重になってしまっている気がするので……)

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  1. 2018/11/07(水) 00:00:00|
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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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