日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)僕に足りないもの

(´-`)。oO(どうも今月は、更新頻度が空いてしまっているなあ……)

気付けば九月も、あっという間に残り僅かとなりました。そして毎度この手の文頭である。
暫くぶりです、長岡壱月です。ただまぁこっちの雑記系の方は、このぐらい頻度──今回も
実際に間隔を数えれば十三日──でちょうど良い気もします。話のネタが無い・代わり映え
しないというか、自分の中でしっかり“思う所”を溜めておくには、多少なりも時間が必要
だろうと思いますので。何度も(文字通り)寝かせて、成る丈思考経路も明確にしてからの
方が、書く側も読む側もやり易いでしょうし。

前回ぼやいていた腰の痛みも、大よそ日にち薬が効き、普段の生活に戻れました。それでも
ギックリは一回罹ると癖になると云いますから、今後もなるべく負担を掛け過ぎないよう、
注意して動作しなければいけませんね。
(実際、つい先日また今度は風呂場で二回目を軽く。最初のに比べれば大分マシで、退くの
も早かったですが……。強いて良かった点があるとすれば、日常的に腹筋が刺激されるよう
になった、くらいですかねえ? 尤も三度四度が起こらぬよう、寧ろ背中の筋肉こそ鍛えな
きゃいかんので、結局プラマイゼロみたいなモンかしらん……?)
まさか早、この歳でやらかすとは思ってもみませんでした。
個人的なイメージだと、あと十年・二十年は先の話だとばかり(以下略

──ともあれ、思い返せば災難続きだった今月も、その執筆スケジュールは全て終了。
先日、サハラ~の三十八章をUPしました。19エピソード目後編です。ユー録の第Ⅶ部完結に
続いて、こちらも現行のシーズン3がいよいよ終盤へ。……こりゃあ下手すると、もしかし
なくても出来上がった途端にプロット休載がバトンタッチになるかなあ? それまでに終わ
ってたらいいけど。というか、終わらせておかないとつっかえる訳で。まだ四章=四か月先
だけど、ぼちぼち尻を叩かないとな……全体の大枠ぐらいは詰めなきゃ拙いか……φ(=_=;)

今回の分量は25000字弱。そこそこ積めました。尤もシーン数が多めの章且つお話の後半と
いうタイミングもあって、単純に物量的な面から膨れたとも言えなくはないですが。

……これまで自分は、全て合わせて結構な分量を書いてきたつもりですけども、未だに自ら
のそれ(文章力ないし創作の力全般)に満足できないままでいます。みちみちに文章を詰め
たがるとか、漢字を開けない=硬いとか、思想を込め過ぎ──結局の所「自分の為」に物語
を書いているとか、色々と原因はあるのでしょうけど……やっぱり何かが足りない。偏屈で
臆病で保守的なこの性分が、そうした実は求められることをことごとく(ピンポイントで)
撥ねっ返し続けているような気がしてなりません。

構成力。感情を表に出すこと。何よりも下地となるインプット(知識・経験の)量。

全ては創作の肥やし──と言ってしまうとそれはそれで、世の中に対し「傍観者」的な高慢
さを貫いてやがるとも受け取られかねませんが、ざっと今の自分が思いつくのはそんな所で
しょうかねえ。心・技・体(感情の描出、効果的な構成術、創作上の資本)的な。

……っていうか、全方面で足りてないじゃん/(^o^)\


(結局面と向かって話さず、こうして一方的に文章にして書き連ねることをお許し下さい)

というのもこれらは全て、先日からとある創作仲間さん達から指摘されている、僕の足りて
いない部分──という話なのですよね。
書いても書いても充たされない。一体何がいけないのだろう? 何が足りないのだろう? 
それは求道者的な創り方を続ける以上は、僕らが避けられない性なのか。それとも鍛錬を兼
ねて、とにかくコンスタントにやり続けてみようという試みが今や、肝心の「質」という部
分を熟考しないまま数だけを積み上げる、悪習と化しているのではないか──日々のノルマ
という忙しなさに託けて、その“何故”と真正面から向き合うことから逃げる方便になって
しまっているのではないか──? そんなかねてよりの懐疑心。自罰感情(癖)。

『こんなに今まで書いてきたんだ、立派!』
そう、創作仲間さんは言ってくれました。
ただ……少なくとも捻くれ者の僕は、それをもっと違う風に捉えているのかもしれません。
即ち「どれだけ書いても、要諦を押さえなければ響かない」という解釈です。実際もっと心
を揺さぶる展開(やり取り)が欲しいと言われて……。何より僕の文章は、どうやら僕自身
を含めた“直の感情”に乏しいらしく……。正直言いまして、内心困ってしまいました。

大分(例の如く?)迂遠な説明調になってゆくと思いますが、そもそも僕は長らく、自身が
ものを考える時に──ひいてはそこから物語という箱庭を創ってゆく時、割と意識してそれ
らを排除してきたように思うからです。

此方で何度も何度も言及しているように、僕は諍いが大嫌いです。尤もそれはいわゆる平和
主義者だからという理由ではなく、ただ自分自身が誰かの諍いを見聞きしたくない、巻き込
まれたくない──こちらのペースを思考セカイを乱されるのを酷く厭ってきたという生き方
に根差しているからと考えています。要するに我が儘なんですよ。他人の生々しい「感情」
が往々にして彼らの、ヒトとこの世界の醜悪さを代表するモンだから、極力自分はそれに関
わらないようにしてきた。その代わり僕自身も、彼らになるべく生々しい「感情」をぶつけ
ないよう努めてきた。少し恰好をつければ『沈黙は金』をモットーに暮らしてきた。なのに
一方で、この小賢しい頭でっかちさと小説──創作活動という趣味を持つようになってから
というもの、これら彼らの「感情」が生む様々な性をこっそり物語の中に込めるという形で
摘まみ取るようになった。あまつさえそこにしばしば自分の「感情」──嘆息なり憎悪さえ
も反論として閉じ込めるようになった。

……創作人の業とは、大なり小なりそういった部分に在るのだと僕は思います。ただ純粋に
作品を愉しみ、推しを応援しては妄想するという営み方をしているのならいざ知らず、僕と
いう人間はそこへ高慢にも「高尚」なるものを積み足そうとする。この矛盾した営み、その
箱庭に藝術という、他者からの“免罪符”を頂戴しようと企んでいるのではないか──? 
そんな可能性に思い当たる時、やはり僕は、人間とはと考え込んでしまう。筆を走らす肉体
を止めてしまう。そうした自らは『特権的』だとの前提で発揮された『感情』は、他ならぬ
様々な『諍い』の素であってきたのではなかったか? 自分がこの十数年、何より憎み厭っ
てきたこの世界における根本的な“悪”そのものではなかったか──?

厭な思いをするくらいなら、いっそ黙ってしまえばいい。せめて自分のそれを、殺しに殺し
切ってしまえば……。

他人を変えることが出来ないのなら、こっちが降りるしかない。尤もこの四年近く、福祉の
片隅で働くようになった身は、いずれそんな「いち抜け」を安易に唱えられなくなるとは気
付いているのだけど。それはそれ、これはこれ。職務として、かつて痛んだ一人として周り
に迷惑を掛け続けてきた贖罪として、後から生まれてきたそうした人々を少しでも“軽減”
できるならまぁ上出来か──或いは尚も世間の人々が、あくまで自らも薄氷の上でしかない
のに彼らを排斥(パージ)し続けるなら、僕らはそんな弾かれた人々を、彼らのコミューン
に適合できなかった人々の居場所を作る側であろう。心のインフラ屋?になろう……。一見
すれば、これまでの僕の生き方とは正反対の「面倒事」かもしれないけど、多分そういった
人々とある意味一緒に降りられることで、自身の目指す静けさがより進むのではないかと考
えるようになったのかもしれない。

だから……ごめん。少なくとも今すぐに、僕が僕の「感情」を露わにして物語を描くという
のは難しいと言わざるを得ません。きちんと吐き出すからこそ、相手のそれも知れる・理解
できるとは(経験則上)思うのだけど、やはりそのプロセスは相手を選ぶし、やはり出来る
ことならあからさまに“通過儀礼”にしないに越した事はないと思う。とはいえ現実、それ
が充分でなかったから、大人になっても引き摺ってトラブルになって、いがみ合ってという
人達もいるのだろうけど、そこばかりを確信犯的に描き出すってのは如何なものだろう? 
それこそ先述したような僕ら書き手の“高慢さ”に巡り回って繋がりはしないだろうか? 
いや……繋がったって構わない? 実際に相手を(一方的に)選んでトラブるよりも、物語
という虚構──避難所を創るという存在、その担い手になると考えれば、ヒトの「感情」を
摘み取ることも吝かではないのかな? それなら、うん……納得はできる……。

あと構成力とインプットは──もっと我流ではなく、ちゃんと流行や古典、アカデミックな
教本なりを手に取ってゆく貪欲さを持たないとか。変に反骨心だけ育てても、肝心の技術や
ノウハウは育たないんだとなれば(醸成されたアンチ的それの、他者からすればの面倒臭さ
と、界隈を荒らすばかりの末路・現在進行形のあれこれを踏まえるに)

こと「より手に取って貰える努力」ってのは……自他含め往々にして、そういった出張って
きた自尊心で弾いちゃいがちだからなあ。ビジネスライクというか、現実的に数字を取る為
には避けては通れないと散々アドバイスされるのに、てんで心が頷かないんだもの。そんな
時は決まって、自分は別に、他人にちやほやされたいが為に書いてないから! って言い訳
するんだもんなあ……。それが一概に悪いとは言わないにせよ。でも少なくともそれが実際
に許されて、通用・成功するのは、いわゆる天才って人達だからねえ……。

あ~……。やっぱり全体的に要領を得ない。断片的というか、そもそも毎回見切り発車的に
書き始めるモンだから、行き当たりばったりなんだよ。

でも硬いんだろうなあ。僕個人この雑記系に関しては、比較的砕けて語ってる心算だが。

どうだろう? 生の「感情」──出てる?

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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