日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)一点特化の時代を臨み

腰が……○| ̄|_

まさかもうこの歳になってギックリをやるとは思わなかった。
私事ですが、ちょうどこの前の休日に掃除機を掛けようと屈んだら、筋をビシリと、腰を痛
めてしまいましてね……。執筆モードの休憩(気分転換に少し身体を動かす)程度に考えて
いたものですから、否応なしにその後のコンディションがだだ下がりに……。
ただまぁ、自分にとってこれが初回だったのと、急いで湿布を貼って養生するようにしたの
で、幸い一晩寝て起きるごとに痛みはマシになっていきています。背もたれさえあれば、今
は執筆作業自体は大丈夫なくらいに回復しました。後は日にち薬ですね。

そんな訳で、先のPC新調を含めたトラブルが重なりましたが、当初の予定よりも一週間ほど
遅ればせながら、先日ユー録の九十九章をUPしました。そしてかねてよりのお知らせ通り、
今回の更新でもって現行第Ⅶ部も無事完結の運びと相成りました\(^o^)/
なので例の如く、月後半の執筆(サハラ~の次章)と前後のインターバルを挟んでからとな
りますが、次編(第Ⅷ部)のプロット作成のため、暫くの間ユー録の更新をお休みさせてい
ただきます。ご容赦ください。三ヶ月弱──年明けに再開できればいいかなあ? ともかく
気長にお待ちいただければとm(_ _)m ※三題やサハラ~の現行シーズンは継続します。

一時はどうなる事かと思いましたが、いざ終わってみれば32000字──久しぶりに3万字超え
の分量を記録しました(連載初期くらいかな?)結果オーライって奴なんでしょうかね? 
まぁ今回は先述のように、半日ほど養生して日数が単純に一日増えたこと、何よりちょうど
シーズンの〆の章であったがために元よりプロットに色々と詰め込んでいたというのもその
理由ではあるんでしょうが……。逆に書き過ぎて、いつも以上に反動(疲労)が突如襲って
来ないかが心配ではあります。
(というか、始めから土日二日ではなく、三日仕事を前提にスケジュールを組んでいれば、
以前の原稿ももっとたくさん書けていた? でも週の残り日数が圧迫されるし、今回のよう
な消耗具合を毎回持ち込むのは体力的に厳しいか……)

とにかく先ずは、腰をきちんと治し切らないといけませんね。ギックリ腰って、一度やると
癖がついちゃうって云いますし。……もう一回り二回りほど、先の話だと思っていたんだけ
どなあ。運動不足、腰回りの筋力不足も要因だそうですが、一応かねてから地道に筋トレや
ウォーキングを習慣付けてきたのですけどねえ……(´・ω・`) 生来のインドア派で、運動も
苦手なものだから、却って身体を苛めるだけになってたのかな? 腰に負担を掛けぬよう、
身体の他の部分にも意識が向く(使う)結果を招いたのか、下半身を中心に弱い筋肉痛が続
いているとはいえ、割と順調に体重が減っている。エネルギーを使っている感がある?

……ここ暫く、必死こいて“運動”を課していたのが馬鹿みたいじゃないか○| ̄|_


要は何事も程度ものってことなんでしょうかねえ? 如何せん僕自身、創作にしろそれらを
続ける為の資本──体力作りやら習慣化やらが突発的というか、客観的な加減を知らぬまま
のめり込んでしまうというきらいはありますが。

尤も、こうした自身の興味関心にのみ特化してゆく向きは、昨今何も僕個人だけのものでは
ないようです。

先日から僕の観測範囲の中で、また「議論」もとい諍いが繰り広げられていたようです。
嗚呼、またか……。普段ならそう一瞥するだけで(自分の精神衛生上)すぐ意識の中心から
締め出しているのですが、どうも今回のそれは、個人的にも「お?」と若干興味というか、
行く末が気になった内容であったので……。
予め重ねて言い訳をしておきますが、僕自身は彼らのやり取りの全てを見ていた(読んだ)
訳ではありません。ご本人らの発言や周囲の人々のそれを断片的に観ていただけの事です。

ざっくり言うとそれは、いわゆる「フェミニズム論」に拠って立つ学者氏と、表現の自由を
守るべきだとする──厳密にはその立場から「反(アンチ)昨今のリベラル的なる主張」を
展開してこの学者氏と議論を始めたとあるネット論客(普段の発言からするに、役所勤務の
方と思われる)との殴り合いでありました。
結論から言うと、両者の「議論」はとにかく論客氏が学者氏の発言の根っこにある価値観を
問う=確認する作業を続け、そこにある“矛盾”を溜めて溜めてどんでん返し!という展開
をみたようです。
学者氏らの現在のフェミニズム──ひいては(しばしば攻撃的に過ぎる)リベラル的価値観
のごり押し攻勢からみれば“不都合”な筈の裏に隠れた論理=当たり前を指摘・詰問してい
ったという形。僕個人はいち門外漢ですし、いわゆる論理的思考とは些か相性が悪いので、
専門的なあれこれは既に外野でやいのやいの言及、まとめてくれている方々のそれで割愛さ
せていただきますが、個人的な印象としては『よくも散々こちら側を炎上させてくれたな?
そーら、あんた達にも矛盾や欺瞞が満ちているじゃないか──倍返しだ!』といった感じ。
実際「議論」の途中からはリアタイで追えてられる人は限られていったようで、話題の中心
も当初挙げられた対象(その〇〇ってダブスタじゃね?)から、次第に相手方のやり口の正
邪・人格攻撃にシフトしていったようでしたからね……。

──醜い。だから「議論」ってのは、白黒をつける為のモンじゃない。共通のコンセンサス
からの次善策を、お互いに呑み込む共同作業だって何度も……。

まぁ少なくとも今回論者氏の方は、それを解っていても(やり口を批判されるであろうこと
は想定していても)一度この昨今の過度なリベラル派に一矢報いようと臨んだと思われるの
ですが。周りの人も呟いておりましたが、相当「腹に据えかねて」たみたいですからねえ。
それでもやっぱり、僕個人は氏の“私怨”がそもそも根っこにあったんだなあと一歩引かざ
るを得ないのですけれど。
……こう言っちゃあ何ですけど、お互い様ですよね。
リベラル側の人達からすれば、これまでの(保守的価値観な)社会がどうにも気に食わなく
って、被害者意識が強くって。一方でそんな彼らの反動的攻勢──根っこの部分は先ず個々
の感情(私怨)の集合体なのだけど、頑なにこれを「理論」で覆い隠そうとしている──を
向けられた“その他”の人々は、ほとほと困ってきた。しばしば、これまで積み上げてきた
緩やかな社会秩序やら論理的・合法的プロセスを壊されつつあって危機感を抱き、憤懣やる
かたなくなった一部の人々は、寧ろ彼らに対して反対派(アンチ)になる。何で急にお前ら
ばっかり「正義」になるんだよ? 押し付けてくるんだよ? おかしくね? 或いはもっと
明確に、敵対的な行動でもって“闘争”を開始する──。

(どれだけ論者氏やその周囲の人達が今回の「議論」を「正当」だと考えていても、自分の
ように特筆するほどの学もなければ、所詮外野も外野でしかない“その他大勢”が傍から観
れば、やはり印象としては『不毛』とか『厄介そう』とネガティブ感情に帰結するが故に)
いつものように、例の如く、世の諍いの絶えないさまに僕はげんなりするのだけど。

改めて考えてみると……これはこれである意味、人々の“棲み分け”が進んでいると言って
もいいのかな? 要するに個々人がその興味関心に特化──それぞれに普段生息する価値観
領域に落ち着くってことですから。だただまぁ、現状一方では僕の思う理想的な用法でのそ
れを担保する為の大前提──“相互不可侵”が破られまくっているので、本当の意味で実現
するのは遥か遠い未来になりそうですけど(だから“分断”とも言える)既にあちこちで他
の御仁達が言語化している所ではあるのですが、実際「多様性」を実現したいのであれば、
自分以外の価値観領域が存在するってこと自体を容認しなきゃ始まらんのです。それができ
ないっていうのなら、今現実に起こっている通り、旧きAを新しきBが徹底的に滅ぼす──
存在することも、思考として抱くことも許さぬという「正しさ」の押し付け、精神的な戦争
をする他ないんですから。それは結局、時流に乗って主張する側(この場合現代リベラル)
の我が儘に陥り易いんですよねえ。言い方は悪いけども、俺を大事にしろ! でも他人は知
らん──要はガキの言い分じゃないですか。
(とはいえ「だからお前は我慢しろ」が過ぎれば、結局旧態依然への無限ループになる)

これも既にあちこちで言われていることなのですが、いわゆるリベラル的価値観群に従順で
ない人達というのは、別に皆が皆「差別がしたい」んじゃないんですよ。ただ従来特に疑い
もしなかった自分の言動や価値観が、誰かを酷く傷付けているのだと知らなかった(解らな
かった)だけで、おそらく大抵の彼らはもっと“丁寧”に“段階を踏んで”示してあげてい
れば、ああそうだったのかと自分の中で意識できる──多少なりとも気を付けられることは
できたんだと思うんです。なのにそれをさも急に、これが新しい正しさだ! 従わない奴は
社会の敵だ! みたいに社会全体のコンセンサスなり(必要ならば法的措置の)プロセスを
すっ飛ばして殴りかかってくるモンだから、なまじその行為がある種「正義」としてお墨付
きを伴って現れてきたモンだから、彼らは怖いのですよ。「差別がしたい」んじゃなくて、
ただ「揚げ足取りで烙印(レッテル)を貼られる」ことへの恐れ・辟易が、そんな急進的な
闘争めいたアプローチと同様に反作用として強く過激派的に出てきてやはり悪目立ちをして
いるのだと、僕は思うのです。

個人的にはもう、人々が白か黒か、AやBないしどちらでもないCに「属する」他ない──
特定の事象群に対する態度がその帰属先に応じて特化もとい先鋭化してゆく傾向は治らない
んだろうなあと諦めています。願わくばその上で必要に応じて妥協──是々非々となってお
互いに「議論」が出来れば一番の理想なのでしょうが、それがおそらく叶わないと直感して
ならない以上、やはり不毛に戦い合うくらいなら、いっそ「棲み分け」てそのめいめいの尖
った矛先を相手にぶち当てないようにする……くらいしか次善の策はないのではないでしょ
うか? 尤もそんな余地さえも、昨今のインターネッツ──から垣間見える現実というもの
は、盛大にぶち壊して合って回っているような気がしてなりませんが。

ヤマアラシのジレンマ。

有史以来、様々なものを破壊し続けてきた僕らが“安住の地”として行き着く先は、やはり
広大なセカイなどではなく、適度にクローズドでアングラな、個別に最適化された穴蔵なの
でしょうね……。

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長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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