日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「ブックマン」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:宇宙、本、荒ぶる】

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  1. 2019/07/21(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)凡庸を生きる覚悟

こっちはふと気付けばカッカ照り──え? そっちは土砂降り?

例の如く今年も、お天道様は両極端に荒ぶっていて、連日快適に過ごすには厳しいと言わざ
るを得ない日中が続いております。寒暖の差で神経がやられるというこれまで以上に、段々
と“熱”のそれが取って代わろうとしております。皆さんも、水分補給や日陰での休憩など
を惜しみませんように……(._.) 自分は一応デスクワーク──屋内作業が大半ですが、それ
でも場所によってはじりじりと陽と暑さが差して堪らん状況。一方でニュース画面の向こう
からは、地域によっては真逆の気象による被害が報じられることも少なくなく、これまでは
当たり障りのない(問題にならない?)書き出しであった天気の話も、その内“不謹慎”の
誹りを受けるようになるかもしれませんね……。

今週は執筆モードの小休止期間(インターバル)──と心算をしていたのですが、やはりと
言うべきか結局、次の長編系=サハラ~に備えてそれまでに片付けておくべき書き物をどな
いかせんといけん! と妙に気忙しくなってしまっているここ数日。意識というか、逆算を
し出すと「ほら、やっぱりあんまり日がない!」と焦ってしまい……。されど肝心のネタ自
体はそう都合良く降って来るでもなし、水面下でやきもきする(大よそ週単位の)行動ルー
ティンが今回も繰り返されているといった状況です。……もう完全に手段と目的が逆になっ
てるんだよなあ。かと言って、そう常時「書きたいこと」があるのかというと……φ(=_=;)

だから、●●の所為! と安易に叫ぶ訳には……いきませんよねえ。

ただ実際問題、以前にも増して日中(お仕事)に割いているリソースが多くなっているのは
間違いないだろうなあとは思っています。尤もそれは自身が、現状手持ちの選択肢の中から
望んだことなので一層頑張るしかないとは思っていますが、一方でこうガンガン基本の消耗
度合いが底上げされてゆくことに正直不安はあります。寝て起きて、仕事に行っては帰って
来て、疲れたから風呂飯を済ませて後はほぼ寝る──ある意味、世の社会人・勤め人と同じ
サイクルに加われたのは自身にとっても進歩なのだろうとは思うのですが……如何せん創作
活動というものが自分にとってすっかりライフワークというか、時間の過ごし方の中に染み
付いて久しい分、そちらが「減ってゆく」という印象はどうにも拭えない。

少なくとも、喫緊の必要性が無い中でものを書く・創ることに意義はあるのだろうか?

そう自問せど、回答(こたえ)をを出す前にこれまでの習慣(惰性)を壊したくない・止め
たくないという恐れの方が勝って、またバタバタッとそちら=創作にも心血を注ぐ──当座
の渇きを満たそうと突っ走ってしまう。繰り返してしまう。そして安堵も束の間、それらを
上書きして余りあるほどに、また疲れる。逆張りよろしく気落ちする……。

幾度となくぼやいている話ではありますが、いい加減創り散らしたもの等にピリオドを打つ
(風呂敷を畳む)方向へと活動を持ってゆかなければ。せめて今書いている物語ぐらいは、
きちんと完結させたいなあとは思えど──はたして何年先になることやら。最後の〆自体は
頭の中にぼやっと在っても、そこへ至る途中経過(を埋めるの)に難産を余儀なくされる。
というか早く済ませようという思案も、過去何度か更新頻度=コンスタントな負荷を落とし
てきた結果出てきたものでもあるんですよねえ……。確かに併行できるという点では最善の
判断だったかもしれないけれど、長い目で見れば負荷を定期的に課すスタイルな訳だから、
どのみち疲れが蓄積してゆくのは同じなんじゃね? というか……。だから良く言えば継続
であり、悪く言えば引き延ばしである、とも。

(次の三題が決まらないので、とりあえず先に雑記でも書くかと思って筆を執ってみた次第
ですが、最早近況もクソも無くなっている感orz)

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  1. 2019/07/18(木) 00:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「災能有る風景」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:玩具、十字架、業務用】

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  1. 2019/07/15(月) 00:00:00|
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(雑記)両極性会話シンドロォム

▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂

七月に入り、この一年も遂に折り返しを過ぎたという事実に「おおぅ……」と渋い顔をして
しまったこと幾度か。先月が割合(新規記事でないものも含めて)更新頻度がひっきりなし
だった反省も踏まえ、頭の頃は敢えて落とす──先ず「溜める」ことを意識してみました。

この時期はただでさえ、湿気と熱気が同居しがちですからねえ。今年は梅雨入りが遅かった
分、例年より短い=すぐに夏本番になるか、長い=逆に夏が減る・冷える?かのどちらかに
偏るでしょうし……。本当、昨今お天道様が荒ぶり過ぎて敵わん。

ともあれ、今月前半の長編系更新──ユー録の百六章を先日UP致しました。今回より現行第
Ⅷ部も中編(煉獄編)に突入する区分です。
分量としては27900字弱。普段の平均(個人的な目安)からしても随分と膨らんでしまいま
した。場面・視点の切り替えが多かったり、ドンパチ系のシーンも幾つかあったりといった
要因もあるのでしょうが、自分としては良くも悪くも先述の「溜め」が大きく作用した……
ような気がします。
ただ個人的には、書けるに越したことはないにせよ、やっぱり安定しないなあという感慨も
依然としてありますね……。元よりごてっと、硬いわ長いわ暗いわな文章も然り、いわゆる
ユーザーフレンドリー的な意味でも(少なくともラノベ的な題材、区分においては)宜しく
はありませんし、何よりこう波動砲──書く時と書かない時、及び書ける時と書けない時の
落差が激しくって一回にドンッと生み落とす。そんでもってその後はリチャージ期間が必要
な風に、しばしばガッツリ“ガス欠”に苛まれる──みたいな執筆スタイルも如何なのか?
との自問だってかねてから。とかく振れ幅が大きいってのは、しんどいので……φ(=_=;)

普段、リアルのお仕事柄、中々どうして「他人付き合い」について一時よりも考える機会が
増えたように思います(他に思考の切欠になるものが日常に見出せていないともいう)それ
こそ日中のお仕事それ自体の延長線上だったり、翻ってプライベートの創作活動──に伴う
付き合いないしコミュティ云々への姿勢(再考)だったり。

……自身、世のコミュ力的な活動にずっと疎かったという自覚(後ろ向きな自負?)があり
ます。加えてそれらは今も現在進行形で、段々と様々な局面で自分に『開きなさい』と圧を
掛けてくる。理屈の上では、一応尤もだと理解してはいるのですが……如何せん長年染み付
いた習慣・生き方に根差している部分もあるのか、そうすぐにタタタンッと階段を登ってゆ
けていない節がある。肉体的な臥せりの次は、精神的な方も、まだまだ追い付けていない。

お仕事で言えば、福祉=他人の生き辛さを援ける──即ちしばしば深い所のお付き合い。
日々の暮らしで言えば、冠婚葬祭、今暮らしているこの田舎でのコミュティへの属し方。
創作活動(の今後)で言えば、大よそ“人脈”で括れるもの。

どれだけ文章を磨ぎ、自分が頷ける作品を創れたとしても、それを他人に知って貰わなけれ
ば伝わらない。知って貰う為には「制作」に没頭するだけではなく、自ら「宣伝」活動する
ことさえ今日は求められる。
承認欲求云々というよりも、もっと戦略面で。その為には界隈のインフルエンサー達と交流
を持つべきなのだと云われる。認められ、掘り起こされる確率を上げるべき──それが現代
のクリエイター達の“当たり前”な生存競争だとも(一昔はそれこそ版元が担っていた仕事
ではあるが、現実として彼らも皆が皆にそれをやってあげられる程の体力はない。少なくと
もSNS等で個々人が「技術的に可能」である以上、どうしたってやっている方が世の人々
に届く──浮上する確率は増える訳で……)

何事も、もう「ただ良い仕事をする」的な職人気質だけでは上手くいかないんだろうなあと
思い知らされる今日この頃です。そこまで“親切な分業者”は今日び少なくって。まぁ逆に
言えば皆が皆、カツカツな日々の中で余力が無いだけとも言えるのでしょうが……。責められない。

なのに自分は“解った心算”になっているというのが、一番拙いのでしょう。

まだまだ、足りないものが多過ぎる。知らないことが多過ぎる(どだい人生の中で、持てる
リソースは有限だとしても)……まだまだ、道半ばもいい所だ。

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  1. 2019/07/10(水) 22:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅷ〔106〕

 神都パルティノー。其処は街と呼ぶには違和感のある、創世の民・神格種(ヘヴンズ)達
の本拠地兼巨大研究施設だ。この世界の文明とは明らかに異質──無機質を突き詰めた塔状
建造物群の内外は、立ち入った人間(もの)に重暗い“畏れ”を抱かせるに充分ではあった
だろう。
「……ん?」
「あ、ルキさん」
 そんな継ぎ目も見えない研究棟(ラボ)の一角で、居合わせた神々(どうりょうたち)は
彼の姿を認めて振り返った。
 淡い金髪にトーガ風の衣装、引っ掛けた上衣。
 一見して端正な顔立ちと形容して差し支えない青年だった。ただ平常に張り付けたその表
情は、何処となくダウナーなそれを感じさせる。
「よう。見回りご苦労さん」
 遊戯と寓意の神・ルキ。こちらを向いてきた面々と同じく、創世の民の一人である。加え
て彼らからの眼差しと、手に何気なくぶら下げた高レベルのカードキー。それだけでこの人
物が、神都(パルティノー)内でも相当の地位に在ると分かる。
「話は聞いたぜ? 全く、所長(チーフ)はどういうつもりなんだか……」
 自分を一目置いて、若干緊張する神々(どうりょうたち)。
 されど当の彼──ルキ本人はごく気さくに、何時もの気だるげを引き摺りながら近付き、
話し掛けてくる。
「ああ、そっちも情報が行ったんだね?」
「何でも下界の人間が迷い込んで来たらしい。例の、レノヴィン兄弟の片割れだ」
「弟の方だそうだよ。それと、その持ち霊」
「ああ。二人をとっ捕まえた本人達から聞いた。所長(チーフ)に絞られた後で、随分ぐっ
たりしてたけどな」
 曰く、所長(チーフ)ことゼクセムが、件の迷い人らを箱庭(フラスコ)の下へと連れて
行ったとのこと。あそこは自分達にとって最重要のプロジェクトだ。いくら彼が施設内を自
由に行き来できる“権限”を持つからといって、安易に外部の者を入れてしまっては示しが
つかないではないか。せめて事前に、自分達にも知らせておくぐらいはしてくれてもいいだ
ろうに。
「そもそも何故彼が? 常人では、神界(ここ)には近付く事さえ出来ない筈だ。それに彼
の仲間──クラン・ブルートバードは、先日“結社”との戦いに敗北したんだろう? 悠長
に異界観光などしている場合ではないと思うんだが」
 そう言われても……。尤も居合わせた神々(どうりょうたち)もまた、その詳しい経緯に
ついては分からないことだらけのようだった。互いに顔を見合わせて、知らないと小さく首
を横に振る。
 王(ゼクセム)の手前、反抗も出来なかったのか。当人を含めた上層部の判断? それと
も彼らがアイリス転生体の友であり、例の暗号──自分達の正体を知っていること、下界で
はヒトの国のいち皇子である点からも、下手に扱えば後々面倒になると考えたからか?
「……仕方ないな」
 故にルキは大きく嘆息をつきつつ、されど追従するしかなかった。
 何せ自分達は“チーム”なのだから。もう後には戻れない身となって久しい以上、要らぬ
軋轢で神都(ここ)を追い出されては命に関わる。
 俺も様子を見に行って来るよ。ルキは言い、場の面々に深部へと続くゲートを開けて貰っ
た。自身の持つカードキーも使い、あくまで合法的に件の箱庭(フラスコ)へと向かう。
「そう言えば……。アルス・レノヴィンの所持品は、今何処に?」
「? ああ。えっと、確か……」
「B2隔離区だよ。例の凝縮品──兄貴の聖浄器を何故か持ってたらしくてな」
「へえ……。そっか、ありがとう」
 一人扉の向こうへと去って行くルキ。
 その間際、彼からそんな質問をされたが、場の神々(どうりょうたち)は特に疑問も持た
ずに答えた。既に己の持ち場に戻り、保守・点検作業を再開している者達さえいる。
『──』
 より深部へ。こちらに背を向け、通路奥へと消えてゆくその表情(かお)に、不穏な影が
差していたことにも気付かないまま。

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  1. 2019/07/09(火) 18:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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