日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「アイ・ディール」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:天国、東、墓場】

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  1. 2018/04/29(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)七つ巡りの時節に添えて

※導入部(近況)は25日の雑記を書いたばかりなので割愛します。

本日4月28日は、当ブログ『日暮創庵』の開設記念日です。今回で七回目──この日が来る度
に○○周年という体で振り返りの雑記をしたためてきたのですが……今年は直前に別の雑記
を書いちゃいましたね(カレンダーと執筆シュケジュールとの兼ね合い上、仕方ないことな
のですが)なのでぶっちゃけ、今回は別にいいかなとも思ったのですが、サクッとこの一年
を振り返ってみる(ぼやく)として七周年と代えさせていただきたく思いますm(_ _)m

この時期になると、はてさて今年は新作が書けたか? 新しいことを出来たか? と考えが
ちなのですが、ざっと前年のログを見返してみる限り、当時はそうでもなかったようで……。

『長月さんは何を書きたいの? どんな人に向けて書いているの?』

創作仲間さんに、そういった内容の問い掛けをされて。
期せずして現在の自分も、先日そのような話をしたばかりでした。結局、きちんとした答え
を出せないままで。……まるで成長していない。

今年は幾つかの企画を立ち上げ、内一つは実際に一通りプロットを起こし終える所まで漕ぎ
付けました。しかし如何せん旧いラノベみたいな調理ばかりになってしまい、とにかくピチ
ッと〆ようとする余り、各キャラクタ達の掘り下げが甘い──消化不良な感を指摘されてい
ます。そうして件の創作仲間さん達の意見を貰い、一稿・二稿とブラッシュアップを続けて
いたのですが……時間経つ程に自分の中でネタの鮮度が落ちてしまい……。

ここまで起こしたからには、本編の執筆まで終わらせたいのですけどねえ。
でも勇んで、新作!とUPしても、経験的にその反応はイマイチ……といったパターンが多く
って。まぁ相変わらず「自分」ばかりを優先し、他人に受けるように書けていないでいるの
も大きいのでしょうが。ユー録を、越えられない(´・ω・`)

四六時中では身体がもたないし、ガス欠は避けられないのだけど、如何せん制作スピードが
遅い(スパンが長い)その癖ガス欠だけはしっかりやって来て、その度ぐったりと休まざる
を得ない。最近は割り切って“息抜き”にゲームをしたりするのだけど、そうすると今度は
“刺激”がバッスンバッスン入ってきて、創作意欲「だけ」は湧く。でもって持ち前の大風
呂敷癖もあって、途中で頓挫する。そんなパターンを繰り返す\(^o^)/
                   特にツクール系で多いんですよねえ……。\エターナル!/
今のお仕事も丸三年を越え、作業場と自宅を往復する生活の中で体力気力の余裕を作る按配
というかノウハウも大分物にしてきたように思いますが、それでも一般的な勤め人レベルに
は程遠い。おそらく今後も敵わない。過信しないに越した事はない筈です。

……思えばこの一年、成長したという感じがあまりなかったというのが正直な印象です。
強いて言えば創作以外──お仕事なり言葉数のあれこれなのでしょうが、個人的にはあまり
ポジティブな評価対象ではないんですよねえ(特に後者。男のくっちゃべりは美しくないと
考えているので)それよりも只々とにかく忙しない毎日が過ぎていった、積み重なって一年
となったという印象なのです。まぁこうして述懐している時点で半分、実感と事実が食い違
っているんじゃないか? とも思ったりはするんですが……。

それが日常というものだ、人生というものだと言ってしまえば詮無いのでしょうけどね。
なまじ周回遅れの人生故に、揺り戻しの如く「成果」や「意味」を求め過ぎてしまうのかも
しれません。

ただそれも、怠惰に臥せり、彼方へ置いて来てしまった時間に対する応報なのだと思えば。

  1. 2018/04/28(土) 00:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(雑記)雑感という名の逃げ道

ここ数日、もしかしてすっ飛ばして初夏か? と身構えるほどの日差しが続いていたかと思
えば、一転して昨日今日は灰色を塗り広げたような雨模様。
……振れ幅がきっついなあ。そりゃあ同僚も体調を崩したりするよ(´A`) 個人的にはカッカ
晴れているよりは、多少陰っている方が好きなんですけどね。暑いと集中がゴリゴリ削られ
るし、光が眩しいし……。

気付けば四月の執筆スケジュールも、長編系二本目が一段落。即ち今月も残すところ僅かに
なってしまったという証。
早っやいなあ。時の流れがとんと速い。もう身体の鈍重さとはどんどん反比例してゆくかの
ような気がしてならない……。

まぁいつものぼやきはこれぐらいにして。先日、サハラ~の三十三章をUPしました。17エピ
ソード目前編です。現行のシーズン3では三つ目のお話となりますね。
何というか、今更だけど段々と世界観がエグくなっていきているなあと自覚している今日こ
の頃。順風満帆な物語「だけ」では物足りない──そんな我は(人によっては、この方向性
自体が)ユーザーフレンドリーとは対極の側にあるというのに。

今回の分量は控え目。エピ前編且つその殆どがやり取り系シーンだったということもありま
すが、まぁこんなものでしょう。自身の衰えを正当化する材料に使いたくはありませんが、
多ければいいって訳じゃない(そうは言ってみる現状でも、相対的に自分の文章は硬いまま
なのでしょうし)

それにつけても、コレデイイノカは付きまとう。
観測していた人達が一人また一人と夢を叶え、或いは破れて筆を折り、消息が途絶えてゆく
のを見るにつれ、そもそも自分は間違ってきたのではないか? と考えてしまう。自分の描
きたい(描いてしまう)ものが、そもそもあさっての方向にばかり掘り進めているんじゃな
いか? と感じてしまう。自分の「好き」を貫くことが創作だと言われても、そりゃあ他人
に認められることに越した事はないし、何より変に悟った気になって「好き」に留まり続け
るままでは、少なくとも個人的には満足できそうにない。

……素直に変わればいいのに。相変わらず、面倒臭い性分をしているφ_(:3 」∠)_

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  1. 2018/04/25(水) 00:30:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)サハラ・セレクタブルⅢ〔33〕

 暗がりに潜む地下のサーバー室に、珍しい客がやって来た。灰色フードの青年と老紳士風
の男──ヘッジホックとトーテムである。
 カツンカツンと響いた足音の後、開いたゲート。
 その横顔、特にヘッジホックのそれは、真っ直ぐに張り詰めたかのような険しさを湛えて
いる。
「……何だおめえ。どうやって入った?」
 これにすかさず動いたのは、正面の円卓の面々だ。
 二人を睨み付けるチンピラ風の男(グリード)と、傍らの肥満の大男(グラトニー)に、
神父風の男(ラース)。ゴスロリ服の少女(スロース)、黒スーツの青年(ラスト)及び、
エンヴィーこと勇──不在の白鳥(プライド)を除いた“蝕卓(ファミリー)”幹部七席。
 気配ですぐに同胞だとは分かった。だがここは自分達蝕卓(ファミリー)の拠点だ。専用
のIDを使わない限り、ここへやって来るのは基本的に不可能な筈だが……。
「──」
 するとそんな思考を読んでか、トーテムがついっと指を一つ立てた。円卓の上に置いてあ
ったカップが、右へ左へとひとりでに滑って止まる。彼の念動力の能力だ。ラースが眼鏡の
奥から、ラストが流し目の端で視線を投げていた。どうやら扉のロックも、こうして物理的
に解除したらしい。
「やあやあ。おかえり。ヘッジホック、トーテム。君達から“里帰り”してくれるなんて、
泣かせてくれるじゃないか」
 ラース達の剣呑に反応して、暗がりのあちこちから現れていた無数のサーヴァント達。
 しかしその一方で、白衣の男(シン)だけは上機嫌だった。いつものように飄々としてい
るとも言えたが、両腕を、纏う白衣を大きく広げると仰々しく出迎える。
『……』
 だが肝心の、対するヘッジホックの表情は険しいまま微動だにしなかった。傍らのトーテ
ムも、彼ほどではないが、言葉なく白い目を向けている。
「……用件を聞こうか」
「ああ。折り入って、あんたに頼みがある」
 ラース以下七席達が、無言のまま眉を顰めた。それでもシンが自分達の前面に出て話して
いることから、実際に割って入ってまでこれを遮ろうとはしない。
「一つ、約束をして欲しい。僕が守護騎士(ヴァンガード)を倒せたら、僕の仲間達を自由
にさせてやってくれ。あんたらが僕達に手を出さないのなら、僕達もあんたらに手を出さな
いと誓う」
 ヘッジホックは言った。それは自らが、彼の者に対する刺客にならんとする宣言だった。
 全ては亡き友の──バイオの願いの為。やり方はいささか乱暴ではあったが、自分達の未
来を勝ち取ろうとして半ばに散ったその遺志を、彼は受け継ごうとしたのだ。
 ヘッジ……。傍らのトーテムが、実際にそう漏らしたかのように、きゅっと静かに唇を結
んでこの横顔を見ている。
「はあっ!?」
「おい、待て。何を勝手な事を……」
 当然ながら、この一方的な提案に幹部達は反発を隠さない。
 特に血の気の多いグリードや、獲物を奪われる格好となる勇は黙っていない。そうでなく
とも“身勝手”と映るのだ。そう安易に「独立」など許す訳にはいかない。
 詰まる所……敵討ちだとしても。
「ああ、いいよ」
『シン!?』
 だが当のシンは、そんな申し出をあっさりと受け入れた。ラース達を始め、周りの幹部達
が驚いたようにこちらを見遣ってくる。ガタッとにわかに席から立ち上がろうとする勇らを
制しながら、やはり彼は飄々としていた。
「まぁ、いいじゃないか。やらせてみるくらい。亡き仲間(とも)の弔いの為に……泣かせ
るじゃあないか」
 片手で目元を拭うようにして、だけども表情は変わらず底知れぬ笑みを。
 ラース達は押し黙っていた。蝕卓(ファミリー)の頂点、自分達を生み出した張本人がそ
う認めるのなら、これを覆すほどの権限は持ち合わせていない。
 勇が明らかに不服なまま席に座り直し、ラースが眼鏡のブリッジを、スロースがやれやれ
と嘆息をついている。そんな面々のやり取りをじっと見ていたヘッジホックが、改めて確認
するように問うた。
「……本当にいいんだな? 僕達を、自由にしてくれるんだな?」
「ああ。約束しよう。その間、こちらも邪魔はしないでおくよ」
 一見朗らかにシンが言う。ヘッジホックは、トーテムはこれを数拍じっと見つめていた。
 ゆっくりとその返事を咀嚼するように、全身に染み込ませるように、彼らは一旦目を瞑り
ながら深く息を吐き出した。安堵したのだろうか。「必ずだぞ?」念を押すように、確約を
取りつけるように、去り際にもう一度こちらを見据えてから踵を返す。
「……」
 その一瞬、トーテムが迷うように彼とシン達とを見比べていた。さりとてそれも数拍の事
で、すぐに彼の後を追って歩き出す。

 カツカツと、靴音が遠ざかって行った。
 少しだけ明かりの差した暗がりの中で、シンと七席達は不気味に佇んでいる。

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  1. 2018/04/24(火) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
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(企画)週刊三題「先に脱ぐこと」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:サボテン、先例、地獄】

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  1. 2018/04/22(日) 00:00:00|
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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