日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「凸凹」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:狼、ツンデレ、魅惑的】

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  1. 2018/03/25(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)次に必要となるもの

(変にハイになっている時より、少し間を空けてからの方がまだ落ち着いて文章を書けるか
もしれない?)

暖かい日が続き、暦的にもそろそろ春だなあと思っていた矢先、一転して気付けばここ暫く
何日も雨降りが続いています。時には風が強くて嵐のようになる時分もあり、そう自分達に
都合よくお天道さんは微笑んではくれないんだなあと思わされます。このへそ曲がりめ。

先日、サハラ~の三十二章をUPしました。16エピソード目後編です。前章を含めて、今回は
いわゆる幕間的なお話だったのですが、如何でしたでしょうか? 多少の程度差はあれ、各
ジャンル全般に言えることではあるのでしょうが、こと特撮系・変身ヒーロー物という題材
は物語の形式(構造)がワンパターンになりがちなんですよねえ。なので今回は、少しそこ
から外れたものを挿れてみようと試みたんですが……結局、これまでの「枠」を越えられた
かというと微妙な所でしたね。奇を衒おうとも半端だったというか……(´・ω・`)

ともあれこれで、今月分の執筆スケジュールはほぼ終わりました。後は月が替わるまでの間
に成る丈、できる細々とした作業を見つけては捌いてゆこうかなと考えています。

……それにしても疲れた。最早例の如く、今回も難産したし……。

単純に歳のせいだとは限らないと思われるのですが、どうにも集中力が落ちていっている。
持続時間は勿論の事、その質(密度)も。確かに一旦ぐぐっと物語セカイに“埋没”できれ
ば、普段以上の量を書き進めることも未だ不可能ではない(今回がそうだった)のですが、
如何せんそういった状態にエンカウント──自分の中のスイッチ?を強力に押し込んで熱を
帯び、対象の物語セカイに深く深く同化できる、その遭遇率自体がそもそも低いので。いわ
ゆる結果オーライ、生みの苦しみだものと云ってしまえば簡単ですが、いい加減その時々の
「勢い」のみに頼り続けるのは安定しない。一方で現実、ある程度「作業」として執筆を捌
けてしまうことも、それはそれでソウルを失っているんじゃ? とも思ったりもする。まぁ
何でも程度物というか、バランスが大事──ものにしたいんだよなあと思うのです。一番何
が辛いって、この勢いだの作業的だのの片方ばかりへ、時と場合によってぐわんぐわん偏っ
ては揺り戻り、偏っては揺り戻りするその“振れ幅”の大きさなんですよねえ……○| ̄|_

それってつまり、もっと「楽に」創りたいってことなのだろうけど、如何せん他ならぬ自分
自身の性分が立ちはだかる。基本的にただ愉しければいいや、他の人と交流したいんだって
いうよりは、もっと究めたいというか求道的になりがち(孤独を選びがち)その癖その求道
的に「良い」物語って基準が、自分の中でぼんやりしているものだから、多分無駄な所まで
も他人のあれこれを気にしてしまう──比べてしまうんだと、思う。

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  1. 2018/03/22(木) 18:30:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)サハラ・セレクタブルⅢ〔32〕

「ん、う……?」
 カーテン越しの朝日が瞼の裏に注ぎ、睦月はゆっくりと目を覚ました。
 断続的に鳴り続けるアラーム──枕元のデバイスにもぞもぞと手を伸ばし、手元に引き寄
せる。チチチと、小鳥達の囀る声が、そこで初めて遠くに聞こえた。
『07.03 AM6:30』
 タップした画面には、そう日時が表示されている。
 睦月は疑いもしなかった。機械とは、淡々と命令通りにそのタスクを捌き続ける存在なの
だと。……いや、一見そうしたシステマティックとは対極にあるような少女が、この画面の
奥の方で、くてんと寝返りを打ったりしてはいるのだが。
 昨日は何があったっけ? ぼんやりと、まだ半分眠っている頭のまま、睦月は昨夜までの
記憶を引っ張り出そうとしていた。
 バイオを倒し、再び変身ができるようになり、冴島さんが“唇のアウター”に襲われた筧
刑事をすんでの所で助けた──。
(……由良刑事は、もう)
 冴島や司令室(コンソール)の皆人達との、通信越しの会話を思い出し、睦月はスッと音
もなく表情を曇らせる。
 現場に居合わせた冴島隊曰く、奴の口振りから、由良が同じく襲撃されたのはほぼ間違い
のだという。事実当の本人は、ここ数日行方を眩ませていた。正直ショックだったが、そう
いう事なのだと認めざるを得ない。
 筧は通信越しに、自分達を──対策チームの暗躍を非難し、皆人もこれに強く反論した。
曰く一度目の勧誘の際に彼が応じていれば、そもそもこのような事態には発展していなかっ
た筈だと。
 でも……と睦月は思う。それを言うなら、肝心な時に変身に失敗し、コーカサスフォーム
を由良刑事に使う機会を逃してしまった自分にこそ、明確な遠因があるのではないか? 友
はそれを自覚させないように、仲間達に意識させないように、敢えてもっと遡ってそもそも
論を弄したのではないか?
 個人的な意見としては、結局の所、責任転嫁なんだろうと思う。
 対策チームを名乗り、アウター達から街を人々を守るという体を採りながらも、その実失
うものの方が多かった。勿論それを理由に戦うことを止めてしまう訳にはいかないし、止め
ないことがひいては周りの大切な人達を守る──自分の利益、良心の呵責にも適う訳なのだ
が、一方で自分達はそういった自覚をもって臨むべきではないのかと思うのだ。
「……っ」
 そこまで悶々と考えて、睦月はふるふると首を横に振った。
 いけない。自分はともかく、皆人達にまでそんな押し付けがましい事……。これは自分の
我が儘で、他人に求めても詮無いことだ。皆は最善を尽くしてくれている。その事実だけは
忘れてはならない。
「明日から期末テストかあ」
 だからこそ、睦月はそう自ら頭を切り替えるように、画面の日付を眺めながら呟いた。日
常の裏側でどんなにアウター達との戦いを繰り広げようとも、季節は着実に移ろっている。
梅雨明け、夏本番は近い。
『──!?』
 だからこそ、パンドラはぎょっとした。画面の中で、しょぼしょぼと寝惚け眼を擦りなが
ら起きようとしていた所に、そう彼が“何も覚えていない”風なことを口走るものだから、
彼女は大いに焦ったのである。
『ま、マスター。もしかして……何も覚えてないんですか?』
「? 何もって、何を?」
 画面の外、現実(リアル)の側からそう小さく頭に疑問符を浮かべて応じてくる睦月。
 パンドラは確信した。嗚呼、やっぱりだと思った。電脳の身体を持つ自分は憶えている。
すっかり一晩経って忘れてしまった彼に向かって、改めて話し始める。
『新しいアウターが現れたんですよ。今日一日を、何度も巻き戻す能力を持つ個体が──』
 画面の中から身振り手振り。自らの中に幾度も蓄積された“今日(ログ)”を、つぶさに
語っては訴えて。
 じわりとゆっくりと。睦月の両目が大きく見開かれてゆくのが分かった。一時は失われて
いたn回目の今日という記憶が、認識が蘇って急速に頭の中を駆け巡る。くしゃっと、思わ
ず後ろ髪を掴んで、睦月は絞り出すように呟いた。
「……そうだよ。僕らは……」
 思い出した。
 それは睦月達が、繰り返される七月三日(ひび)から抜け出した瞬間で──。

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  1. 2018/03/20(火) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
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(企画)週刊三題「淡色の眼」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:入学式、終末、少女】

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  1. 2018/03/18(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)ディファレント・コンフリクト

えっ?(つд⊂) もう折り返し……?(゚Д゚)

やりたい事、やるべき事はたんまりと積み上がったままなのに、相変わらず時間だけは容赦
なく過ぎてゆきます。三月も半ばに差し掛かり、一時のことを思えば随分暖かくなったなあ
と思っていた矢先。やって来ましたよ、今年も花粉の季節が( >д<)、;'.・ ( =д=)
まぁ昔した手術のおかげで、今は寝られないほど酷いってレベルではないんですがね……。
それでも例年の50倍の飛散量とも聞きますから、風邪予防から花粉予防へ、引き続きマスク
は外出時には手放せない状況が続きそうです。落ち着いて過ごせる季節がとんと少なくなったなあ。

この前は少し先延ばしにし過ぎたので、きっかり一週間。暫くぶりです、長月です。
現状、今月分の執筆スケジュールはユー録と三題を5本中3本。例の如く前半(ユー録後)の
一週間のインターバルを挟み、今週末辺りには後半の長編系枠──サハラ~の次章に掛かろ
うかと予定しています。相変わらずの遅筆鈍行ですが、気長にお付き合いください。執筆前
の助走(書き慣らし)もコンディション次第では必要とはいえ、かといってあまりギリギリ
まで詰め過ぎても、いざその時に疲れてしまうし、中々按配が難しい……。

気付けばもう、今年も最初の四半期が迫ってきているんですね。
役所的なあれこれは未だよく分からんのですが、世間は今日も忙しなさそうです。毎日毎月、
飽きもせずに話題(というか問題)を提供し続ける──。
正直言ってそれだけで気持が疲れてしまいますよ。ただでさえ個人的な、家族というミクロ
な関係だけでも、時々煩わしくなって自室に逃げ込んでしまうのに、色々難しいこと言われ
てもなあ。だけど、病身の症状自体は十中八九寛解期ではあるのだから、いい加減そういっ
た「現実」とも向き合わなければならない。向き合って進み続ける胆力と経験を積んでいか
ねばならない。……それが、今度こそきちんと大人になる、ということなのだから。時計の
針はもう戻せないけれど、少しでも、怠けてきた過去を清算できたらなあと……思うのです。

作業場と自宅──お仕事と創作の往復。繰り返し。
妙に一日が、濃くなってきたように感じるここ暫く。

急いた所でどうなるってものじゃあないけれど、他人の役に立つ、いつか真の意味で「特技」
たる特技を以って、身を立てられる日が来れば……。来るのかなあ?

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  1. 2018/03/14(水) 00:00:00|
  2. 【雑記帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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