日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(遊戯)制作記録 その15 【ユー録】

Q.進捗どうですか?
A.駄目です(厳密に言うとキリがない)駄目でした。エタリました(↓追記参照)

前回六月、半年ぶりの生存報告という事実に驚きを通し越して自らに呆れています。まるで
進んでいない……^q^ 相も変わらず内部的な部分(システム回り)ばかりを弄っていて、そも
そもモチベ自体が寄せたり退いたりを繰り返す。結局この半年、実質がっつり掛かっていた
のってどれくらいなんだろ……?

というのも、この一年ほど某オンラインゲームに手を出していました。当初はゲーム創作に
おけるインプット程度の心算だったのですが、存外に面白くて自分なりのやり込みに日々を
割いていた格好です。
ですがまぁ……この手のゲームの宿命と言えば宿命なのですが、如何せん「終わり」がない。
定期的に大小のアップデート(テコ入れ)が入り、それまでの仕様ががらりと変わる。既存
の物語が広がる=続きが出るのはまだいいのですが、そのシステム回りのあれこれがアプデ
でひっくり返されてしまうと、どうしてもプレイ環境は変わってしまうのですよねえ……。
先日も大型アプデがあったのですが、度重なる変更・集約がどうも作者都合にばかり見えて
いて、何よりもその頃にはもうメインシナリオをクリア済み──ある程度の達成感は得られ
た事から今回「もういいや」と身を退くことにしました(というか最大の理由は、仕様変更
によって2nd以降用に育てていた装備がふいになった点に尽きる。心の折れる音がした……)
界隈自体が、どうしても如何にユーザーに時間を、ひいてはお金を出させるかという戦略で
作られている訳ですからね。引き際とするには丁度よい切欠だったのかもしれません。得た
ものと支出したもの、何とかイーブンになれば昇華できれば万々歳といった所でしょうか。

──今回改めて感じるのは、如何に物語を、付随させるシステムを畳むかという点です。

システムが複雑なほど、組み込むデータ量が多いほどツクるこちら側が苦労するという理由
は勿論の事ながら、そもそも手に取ってくれた人の全員が全員、それらを100%駆使(利用)
するとは限らないんですよね……。プレイスタイルの差、と言ってしまえばそれまでなので
しょうが、膨大であればあるほど「死に」要素としてそれらは各人のプレイの外に積み上が
ってゆく事になります(要らない・使えないスキルだの、手間ばかり掛かるシステムだの)
改善策としては“代替物”を組み込む──弱点を補う、買えば済む辺り?──こと、解決策
としては“差替え”によってそもそもの非効率を削除する・集約化するといった方法が考え
られますが、個人的には後者はやり過ぎると却って作品自体へのネガティブ感情を持たせて
しまう劇薬だと感じています。先述の、仕様変更からの心が折れて辞めたという経験然り、
リリース初期から手に取っていた人達にとっては『じゃあ俺達の○○は何だったんだ?』と
いう話になりかねませんからね。露骨過ぎると、楽しめなくなる層は確実にいる(´・ω・`)

ですから事前に、システムもその下地となる各種データも、しっかり固めておかなければ。
テコ入れと言えば聞こえはいいけれど、後々になってごっそり変えなければならない作品と
いうのは、小説だろうとゲームだろうと美しいものじゃあない。尤もより錬磨する為に必要
な──誤字脱字や表現の調整などは多少仕方ないのかな?とは思いますが、これもネット上
での展開という形がきたしうる悪癖なのかもしれません(いち物書きとしては、誤字脱字や
辻褄の齟齬を後で訂正可能というのは便利だし、安心ではあるのですが……)

前置きが長くなりました。では、ここ半年のtktk状況をざっと紹介をば。

・製造系システム全体の雛型はほぼ完成。後は只管データを打ち込むだけ。
・↑の元となる各種レシピ作りを進めている最中。残りは料理と、装備全般(は後回し?)
・マップ毎に“踏破点(ランドマーク)”を導入。五ヶ所ある全てをチェックすると踏破
 完了となり、件数に応じて各地のギルド窓口で報酬=経験点アイテムを獲得予定。
・メニュー画面『手帳』の機能集約。日時や戦歴、依頼確認に加えて“話題”設定を追加。
・少しずつ近隣マップ達を作ろうとしている。こっちのノウハウは未だ低いので、暫くは
 試行錯誤が要りそう。採取シンボルなどはもう少しシステム内を詰めてから?
・技能(スキル)他、各種データを思いついた都度加筆・整理中。習得条件や兵種(クラス)
 への紐付けもある程度併行しないと、後々どうせまた作業量が増える。制作全般に言えるが。

とにかく前に進め──形にしてきちんと完成させる為には、ぼやっと妄想するだけでなく、
断片的でも構わないから書き出す(可視化する)よう心掛けておかないといけないのだなあ
と思わされる昨今です。デジタルファイルとして纏められれば綺麗なのかもしれませんが、
如何せんプロットの類は未だにアナログでガシガシ手書きする方が性に合ってまして……。
当稿現在もレシピ一覧な紙が手元に数枚──傍に置いてtkる意識を何とか維持しようと。

小説の方も勿論の事ながら、ぼちぼちツクールの方も三本目の習作かAce童貞卒業の為に何か
一つ……とは考えているのですが、凝り性もあってそれにもまた事前に企画を詰めて温めて
しないと十中八九頓挫するでしょうからねえ……φ(=_=;)

追記(1/28)
:とうとうエターなりました_| ̄|○
 以前から(自分で背負い込んだ)作業量の多さにその都度心が折れていたのですが、先日
 マップを作り増やそうと挑んでみた結果、その大変さとこれをあと何十・何百地域と繰り
 返さければならないのかと痛感──世界の全景自体を詰めていなかったせいで、すっかり
 気持が折れてしまった形です。アイテムやスキルも然り、システム周りも種類が多過ぎて
 複雑化して、やはり独力で捌き切れるものじゃあなかったんだなと……。

 プロジェクトデータ自体は残していますが、一度世界観(地図)から何から詰め直さない
 と同じことの繰り返しになるのは明らかです。膨れるだけ膨れた各種データ項目も整理・
 圧縮しなきゃですね……ネタとしては肥やしにはなったのでしょうが。
 今後は習作などで「完成させる」経験値を積まんとする方向になると思います。尤もそれ
 さえも物書きの片手間になってしまうので、中々ままならぬとは予想しますが……。

 申し訳ありません。


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  1. 2017/12/27(水) 21:00:00|
  2. ユー録FW(凍結中)
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(企画)週刊三題「過ぎ去り詞」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:墓場、家、時流】

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  1. 2017/12/24(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)日々を惜しむ、日々を謳う

( 」 ゚Д゚)」<お待たせしました

少し日が空いてしまいましたが、先日サハラ~の二十九章をUP致しました。15エピソード目
の前編です。今回よりシーズン3に突入します。

前章の更新(夏の終わり頃)からプロット作成の為の休載に入り、完了後のインターバルを
含めると正味四ヶ月──長いようで短かかったような……。いざ過ぎ去ってしまえば疾く感
じるものなのでしょうか。結局季節を一つ跨いでの連載再開となります。年の瀬の慌しくな
る時期という中途半端な頃合からではありますが、改めて気長に生温かくお付き合いいただ
ければ是幸いですm(_ _)m

……今年も、指折り数えて残り十日。両手で収まるまで少なくなりました。

とは言っても、あんまり自覚はない。カレンダー上でああそうなんだよなと理解はしていて
も、毎日やっている事は作業場と自宅=お仕事と創作活動、デイリー作業の繰り返しである
訳で。この前の休みに、親父殿に頼まれて年賀状を作ったりはしたけれど、自分自身はもう
長らくそういうのも書いてませんからねえ。友人と呼べる人達は(社会人になって久しいの
だから当然とはいえ)皆方々に散って、そもそも人数自体そんなにいない。おい止せやめろ
寧ろネット上で繋がりのある人の方が多いんだよなあ……。かといって彼らを全部「友人」
と定義するのもどうか(付き合いがあれば友人、という人も少なくないかもしれませんが、
どうも自分にとって友というのはハードルの高いカテゴリらしい。尤も裏を返せば、それだ
け深い付き合いができる誰かを望んでいるとも……?)如何せん『空中分解』な別れが記憶
に染み付いているものだから、関係を作る事からして臆病過ぎるコミュ障。少なくとも自発
的なそれはこの数年本当に数えるくらいしかない。ゆるりと続いてる、繋がってるという形
が何だかんだで一番性に合ってるのかもしれません。笑って語れるような思い出……。

そんなこんなで、今年の定期更新はほぼお終いです。

あとは来週分の三題(ないしもう一回雑記)くらいかな? 例の如く、水面下ではもそもそ
創ろうとペンを走らせているとは思われますが、少なくともきちっと企画としてプロットに
上がり、実際の執筆に行動が移るのはもっと先になる筈です。

某所では一つ二つ、構想を纏めたものは出したのだけど。

新しいものというのは、中々どうして手間暇ばかり掛かりがちですね(生みの苦しみが~と
嘯いているだけならば詮無いが)

うーん。今年は少しでも起こして回れた分、まだマシだったと捉えるべきか……。

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  1. 2017/12/21(木) 22:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)サハラ・セレクタブルⅢ〔29〕

 どれだけネオンが眩く点ろうとも、闇はいつもそこに在る。寧ろ光が強ければ強いほど、
それらはより深く執拗に根を張るのかもしれない。
 満たされているが故に、満たされえぬ。
 少なくとも飛鳥崎という街は、そんな数多あるモデルケースの一つと言ってしまってよい
のだろう。
「──どうも、お待たせしました」
 夜の飛鳥崎。街を照らすネオンを遠巻きに、その届かぬ足元を縫うように杉浦が近付いて
来た。心許ない明かりしかないその路地裏の一角へ、妙にヘコヘコしながらするりと身を潜
り込ませてくる。
「用件は? 折り入って報告したい事があると聞いたが」
 そんな彼を一人待っていたのは、丸太のように筋肉質でガタイのよい男だった。
 円谷である。飛鳥崎中央署の警視・白鳥の側近の片割れだ。彼はビル裏の壁にじっと背を
預けたまま、ちらと横目にこの杉浦を見遣ると早速本題に入る。
「ええ。実は先日、うちの事務所に筧兵悟とその連れがやって来ましてね……。自分に瀬古
勇の消息と、例の守護騎士(ヴァンガード)について調べてくれと依頼をしてきたんです」
「瀬古を?」
「どうやら、勘付いてるようで。何かと関連の事件に縁を持っちゃいましたからねえ」
 元から険しい円谷の表情(かお)が、更に厳しさを帯びた。
 それとですね……。彼に向いたまま杉浦は言う。それさえも取っ掛かりに過ぎないという
ように、スッとその瞳が暗い殺気を帯び始める。
「もっと厄介なのは、その連れです。由良──と言っていましたか。実は筧兵悟が帰った後
に、そいつがこっそり依頼をしてきましてね……。三条電機と、そちらの本署との繋がりを
探ってくれ、と」
「……なるほど。お前がわざわざ呼び立ててくる訳だ」
「でしょう? 当人の感じからして、まだ確証は無いようです。ただ何処からか、自分達の
存在を聞きかじった可能性はありますね。そうじゃなきゃあ、先ず自分にそんな頼みをして
きはしないでしょう?」
「……」
 身振り手振り。訴えかける杉浦に、円谷は暫くじっと眉間に皺を寄せて考え込んでいた。
 確かに、自分達に目を付けられているというのは拙い。彼の相棒たる筧も未だ瀬古勇と、
都市伝説(ヴァンガード)の存在に拘りをみせている。元々から組織の方針に従順ではない
と理解してはいたが、流石にそろそろ目に余ってきたか。
「この事、他には?」
「今夜旦那に話したのが初めてです。直接伝えに行くよりは、お二人のどちらかの耳に入れ
ておく方が、目立たないかと思いまして」
「賢明だな。情報提供感謝する。今夜にでもプライド様に報告しよう。三条電機の方は──
放っておいていい。対抗勢力の存在はとうに把握済みだ。何よりシステムの完成で、瀬古が
エンヴィーの号を得た。今後は奴が対守護騎士(ヴァンガード)の専任となる」
 その意味では、もう価値の半減した情報ではあるのだろう。既に彼らの研究所(ラボ)は
襲撃済みだ。尤も、肝心の目的は果たせなかったが。
「それよりも、問題は二人がそれぞれに嗅ぎ回っているという点だ。もし彼らの疑念が噛み
合ってしまえば、我々にとって非常に面倒なことになる」
「そうですよねえ。お互い、敵の本丸(ふところ)を突いたとしても、大した利益にはなり
ませんし」
「……いつも一言多いのは、お前の悪い癖だぞ」
 ギロリ。杉浦の慎重──否、皮肉に対し、円谷は静かに凄みを利かせてこれを睨んだ。
 あはは……。思わずこの私立探偵は苦笑いを零し、軽く両手を挙げて降参のポースを取っ
ている。そう、面なら割れているのだ。だがそこに踏み込めば相手も同じように行動せざる
を得なくなるだろう。プラマイゼロ、寧ろマイナスなのだ。相手にダメージを与える事こそ
できるが、同時にこちらも失うものが大きい。お互いに、メリットが少ない。
「……そろそろ、あの二人も野放しにはできなくなってきたか」
「ええ。どうします?」
 だからこそ、決断は早かった。問うてくる杉浦に円谷はちらと横目を遣り、命じた。あの
二人は、由良信介は、触れてはいけない領域へと触れた。もう許されない……。
「プライド様を煩わせるでもない。始末しろ。やり方は任せる」
「へへ……。了解」
 言って、円谷はそのまま踵を返していた。杉浦もニタリと口元に弧を描き、影のある不気
味な笑顔を浮かべている。同じように彼もまた、次の瞬間には正面を向いたまま胸元に軽く
手を当て、サッと退くようにして再び街の闇へと消えてゆく。
「“取り繕う”のは──お前の得意技だろう?」
 背を向けたまま、より暗がりの中へと進む円谷。闇はいつもそこに在った。
 一見、繁栄を謳歌しているようにみえる夜の飛鳥崎。だがそこに潜む悪意達は、人々の想
像を遥かに越えて、深く複雑に根を張り続けている。

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  1. 2017/12/19(火) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
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(企画)週刊三題「テイマー×テイラー」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:狼、可能性、新しい】

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  1. 2017/12/17(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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