日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)何度だって繰り返すから

(´=ω=`)⇒\(゚∀゚)/

もう一週間をスパンとして思考──雑記の話題を纏めることも難しくなっている。まぁそれ
は尤も今に始まった事ではないのですが。いわゆるアンテナが昔よりも鈍くなっているから
なのか、或いは現実(リアル)での日常が幸いにも、ある種の充実を以って送れるようにな
っているからか。それでも日々足りぬ足りぬともがいておりますけども。

また暫く日が空いてしまいましたが、先日(前の水曜日)サハラ~の二十二章をUPしました。
11エピソード目後編です。プロット段階でそういう意図を含めたとはいえ、現シーズン2は
主人公達よりも敵勢力を掘り下げるお話に比重が寄っていますね。
今月も何とか概ね予定通り──コンスタンスな更新を済ませる事ができました。カレンダー
的に月末から翌月始めにかけては、例の如くどうしてもスパンが短くなりがちですが、来月
はちょうどユー録が現行第Ⅵ部の終了、三題も月一杯で累計300本到達予定と節目が重なる
一月になりそうです。引き続きお付き合いくださるとm(_ _)m

……しっかし、振れ幅が大きいなあ。

やはり今に始まった事ではないとはいえ、書けない時と書ける時の落差が大きい。それだけ
色々なものを消耗しつつ、回復しつつを繰り返してやっと続けられる類の営みだとはいえ、
その浮き沈みと連動して精神状態がハイになったり、がくんとネガティブになったりするの
が許し難い。理想としては全て自分の中でじっと耐えて“解毒”し、他人様を巻き込まずに
処理してゆくことなのだけど、現実は言わずもがな、この雑記やらツイッタ(小日記)やら
で散々吐瀉(ゲロ)ってきている。少なくともクールじゃない、スマートじゃない。
創らなきゃ。
肉体面は勿論、精神面のコンディションも上下する。それと連動するように、或いは寧ろ逆
にこれに大きな影響を与えるかのように、創作活動の可否──何かしら形にできたかどうか
が自分とって最早かなり大きなファクターになってしまっている。月並みに言ってしまえば
中毒だ。最近創った? 創ってない? その問い掛けを割と短スパンで繰り返し、否が返っ
てくれば疼く。思考がどんどんネガティブになるし、普段以上に“雑音”が煩わしく、忌々
しくなる。乗り越えて一つ書ければ治まるとは経験的に分かっているのだけど、結局はそれ
も一時でまたそう長持ちせずに繰り返す。……その実、この雑記を書いている今でさえちょ
っとその気があります。書きたいことがあるから書くっていうよりも、書く為に書こうとし
ているというか。だからこそ余計に頭の中が纏まってないし、難儀するから改めて苦しい。
現在進行形──書きながら纏める、着地点を探してゆく形を採ったとしても、予めのもので
はないから、意味の半分はこの時点で失われている(手段と目的が逆転している)訳で……。

話題を設定できない、アンテナの錆び付きが悪いのか。
理屈で粗探しばかりして、始める前から潰してしまうのが悪いのか。
もっと動機自体は……感情に任せていいのかもしれませんね。

溜めよう。
雑記も一週間で足りないのなら、もう少し延ばして十日スパン(月四→三回ベース)とか。

続きを読む
スポンサーサイト
  1. 2017/02/27(月) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

(企画)週刊三題「ディガーズ・ハイ」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:砂、機械、無敵】

続きを読む
  1. 2017/02/26(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

(長編)サハラ・セレクタブルⅡ〔22〕

 握り締め、振り上げた神像を叩き付ける。
 直前、瞳に映った男の驚く表情(かお)。だが来栖の身体は既に命じられたままに解き放
たれ、人気のない教会内に鈍い音を立てた。
「ガッ?! 何(なん)──」
 人間らしい抵抗があったのは最初だけだった。
 何で。突然の出来事に男は思わずくぐもった悲鳴を漏らし、理解できずに問うてきたが、
勿論答えなど返ってはこない。
「あがっ……! や、止め──」
 殴る。殴る、殴る、殴る。殴打する。
 手の中の神像が真っ赤に染まっていこうとも、見開いた眼鏡越しの視界が次々に汚れてい
こうとも、来栖は振り上げる手を止めなかった。
 止められなかった。目の前に映るのはただこの男──あの善良なる愛しき母子(おやこ)
を殺めた犯人の姿、憤怒の対象だけだった。
 ……憎い。何故このような理不尽が許される?
 幸せになれた筈だ。彼女達には、その資格があった筈なのだ。
 それをこの男は奪った。その浅薄で身勝手な理由で、二人の未来を。可能性を。
 何よりも……自分が許せなかった。こんな結末を防げなかった自分が許せなかった。
 結局、自分は逃げていたのだ。心は彼女達を愛していたのに、神父と信者という枠組みか
ら外れることを恐れ、ただ見守るだけに終始した。苦しくとも祈りを捧げることを忘れなか
ったその強さに惹かれながら、自分は都合よくその姿だけを愛でていた。苦しんでいる現実
があると知っていたのに、打ち明けられたのに、実際に手を差し伸べることをしなかった。
 ……許さない。この男も、自分の偽善ぶりにも。
 来栖の中に込み上げた無力さは、まるでこの期を逃さぬとするかのように全て“怒り”と
なって沸き上がった。
 最早止められぬその衝動。ちょうどその時、憎き仇が目の前にいる。
 彼の視界(セカイ)はただ、そんな目の前の一点に狭まっていった。振り上げた凶器は繰
り返し繰り返し、執拗に男の頭部を狙い、赤黒い飛沫を辺り一面に撒き散らし続ける。
「はあ……はあっ! はあっ、はあっ……!!」
 故に、ようやく気付いた時には全てが終わっていた。
 酷く息切れした身体。手や全身に残る生温い感触。かつて信仰の依り代であった像は今や
真っ赤に濡れて滴り、落とした視線の先にはかつて男だった者の肉塊が大きな血だまりの中
に突っ伏している。
「……」
 サァッと、冷静さが戻ってきた。つい先程までの激情は何だったのか。
 確かめる必要もない。死んでいる。自分でも数え切れないほど殴り続けた男の頭部は最早
原型を留めないほどにぐしゃぐしゃに歪み、破け、まだ何処の何ともつかない液体達が零れ
続けている。
 震え出す手。ゆっくりと見つめ返した自身のそれは赤黒く汚れ、更に握られていた神像は
全身だけでなく、まるで哀しみを向けているかのように、目の下からもどろどろと赤い涙を
垂らし続けている。
「あ、ああ……」
 殺した。私が、殺したんだ。
 赤黒いイメージが目に焼きつく。これは、罪だ。私は罪を犯したんだ。
「あ……あアアアアアーッ!!」
 次の瞬間、来栖の脳裏が爆発する。一瞬にして過ぎるのは、これまでの日々で鬱屈してき
た自身の記憶だった。
 寂れた教会、すっかり見知った地元の信者達。
 その中で出会ったあの母子(おやこ)と──苦笑いを零すその優しい面影。
 彼女達は死んだ。殺された。イメージは、自分はまだその面影を追っていたいのに、その
像を教会に押し寄せる人々が掻き乱す。
 憤怒に包まれる自分が視えた。法衣に身を包みながらも、その本質は悪魔だった。
 来栖は叫ぶ。ギリギリッと強く頭を抱え、一人その場に崩れ落ちながら雄叫びを上げる。
 ひび割れは瞬く間に広がった。広がり、砕け散った。
 信仰の徒としての自分、絶対だった筈の自負。
 しかしそんなものは何と脆いものだろう。自分はずっと偽り続け、罪を抱え、遂には人を
殺めてしまったのだ。何より頭を抱えるこの掌の感触には大量の血のぬめりがあり、頬にも
眼鏡にも全身にも、今や赤い烙印が無数に飛び散っている。
「アアッ、アア、アアアアーッ!!」
 締め付けてきたからこそ、それは苛烈を極めた。
 締め付けてきたからこそ、それは許されなかった。
 来栖は自らもまた血塗れになり、枯れ果ててしまいそうな程に悲鳴を上げ、天を仰いだ。
 そうするしかなかったのだろう。これまで信じてきたもの──拠り所の全てが音を立てて
崩れ去ったこの瞬間、彼に残された道は一つしかなかった。

 全てを棄てて、狂うことしか。

続きを読む
  1. 2017/02/22(水) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

(企画)週刊三題「エディプス」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:銅像、地獄、残念】

続きを読む
  1. 2017/02/19(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

(雑記)穴ぼこに落ち続けて

休養期間だと遊んでいたら、かなりガッツリと筆力が後退してしまった件_| ̄|○

何というか、頭の中が空っぽで引き出せない感じなんですよね。先週・先々週に悶えていた
文章を起こす力云々然り。もっと言えばその自分の中の資源(リソース)が真っ白に思える
くらいになっているようなここ数日で……。

流石に遊び過ぎたかなあ? お仕事の片手間に、他人様の創作物に触れる片手間に何かしら
自分の創作が膨らんでくれればと目論んでいるのですが、どうにも──前者に関してはそれ
だけ集中している証ならば好いかもしれないけど──今回はそこまで器用に脳味噌が立ち回
ってくれなさそうです。不意にぽっかりと空いた穴に落ちて、我に返って見上げると存外に
深くて困っているような……。そんなリカバリーの難しさを感じて、大分凹んでしまって、
これは拙いと(最早このパターンも例の如くというべきか)当稿を書いております。またも
や脈絡のない、ぼやっとした個人的な文章になることをお許しください。

ある人にはスランプ的なこと──まぁ気にすんなとは言われましたが、そもそも自分の技量
はそんな大それたレベルまで来ているだろうか。何というか、小手先の技巧やら間に合わせ
のネタでこれまで繋いで来た感があるっていうのに。
事実、もっとこう……自身にとっての根本的な「何か」を欲しているのは否定しようのない
ところではありましてね。戦略論として特定の属性・要素に噛み砕き、組み合わせ直すこと
で作品とするっていうのは存在しているし、知識としては理解しているんですが……いや、
そうじゃないと。もっと大きな意味合いでの自分の物語(セカイ)の“芯”みたいなものが
もっと一貫していないといけないんじゃないか? そうでなきゃ結局間に合わせの物語ばか
りで、いつ間に合わなくなるか──筆が途絶えてしまうか分かったもんじゃないぞ? と。
もう今に始まった事ではないけれど、すっかり中毒だ。書かなきゃ創らなきゃ落ち着かない
というだけではなく、それがより良いものにならなくては駄目だっていう向上心強迫観念を
も患ってしまっている。

悪癖。
何かにつけ、バッドエンド系に流れ過ぎる(発想の安易さ。固着?)
何かにつけ、作中に籠もるメッセージ性が鬱陶しい(或いは上手く隠す技巧が足りない?)

そして何よりも、新しく企画(物語世界)を立ち上げても畳み切れる気がしない……。

続きを読む
  1. 2017/02/17(金) 21:00:00|
  2. 【雑記帳】
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

訪問者累計

最新記事

最新発言

検索窓

月別履歴

01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

分類/索引

【案内板】 (2)
【小説:短編】 (20)
本の蟲 (1)
硝子野不動産店 (1)
夏の日の幻影 (1)
四番線の彼女 (1)
夢視の宿 (1)
線を曳く町 (1)
炬燵の神様 (1)
三者三盗噺 (1)
色眼鏡 (1)
奴らは攻城戦師 (1)
詰め替える (1)
同じ籠の狢 (1)
二十年後の遺言 (1)
轍の先 (1)
水に流せば (1)
真夜中の御二柱 (1)
いつか見た夢 (1)
神様達の初詣 (1)
白い花束 (1)
丸の代償 (1)
【小説:長編】 (141)
Amethyst League (6)
アンティーク・ノート (3)
ユウキのヒカリ (5)
NIGHT GUNNERS (5)
レディ・ルーン-Bonds of RU'MEL- (6)
ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle- (83)
死に損いのデッドレス (5)
Dear SORCERY (4)
サハラ・セレクタブル (24)
【企画処】 (315)
週刊三題 (305)
その他参加物 (10)
【資料庫】 (15)
【落書帳】 (6)
【詩歌帳】 (6)
【雑記帳】 (303)
【読書棚】 (30)
【遊戯倉】 (23)
path. (4)
decide: (3)
ユー録FW (15)

記事録

交友関係

このブログをリンクに追加する

(RSSリンク)

(QRコード)

QR

@long_month からのツイート