日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「奪い愛」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:指輪、憂鬱、新しい】

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  1. 2016/10/30(日) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)おひとりさまの行く末は

春春夏夏夏夏夏秋冬冬(※感じ方には個人差があります)

という訳で、秋終了のお知らせ。……もう暦的には冬の走りですからね、仕方ないね。
最早例年のことになるつつある秋の穏やかな時間の短さ。日を跨げばあっという間に冷えが
先行し、自分も面倒ながら衣替え(半袖と長袖をごそっと入れ替える作業)をする為に重い
腰を上げざるを得なくなりました。
早いよ。いや、そもそもこんなものだったんだっけ……? どうにも季節の移ろいが早過ぎ
る気がする。というより春を熱っぽく、秋の期間を押し退けて夏が幅を利かせ過ぎてるんだ
と思うんですが……。嗚呼、忌々しい(^ω^#)

そんな訳で、今月も最後(四回目)の雑記です。こんにちは、長月です。
カレンダーの関係上、今月は連載二本を上げ終わってからの空き時間は少し多めに取れるよ
うになっています。先日からツイッタ(小日記)でも呟いていますが、三題の準備などを除
けば基本的に件の習作のtktk作業に集中している状態です。
尤も、月が変わればまた例の如く自らの執筆スケジュールで忙しくなって一旦止まらざるを
得なくなるんですがね……。長いものでユー録も次回の更新で七十九章。第Ⅵ部もいよいよ
終盤に差し掛かります。どうか気長にお待ちいただければm(_ _)m プロットの残弾……。

ここの所、久しぶりにtktkが形になりそうなのもあり、珍しく創作熱が密度をもって滾
っています。よく情熱というエネルギーは一つの何かに対してのみ発揮されるし、そもそも
発生する理由自体がその何か一つとは云われるものの、熱くなるのは自分のキャラではない
というか、変なブレーキが片方では働く癖がついているのか、何だか馬鹿みたいですが。

欲を言えば、もっと可処分所得ならぬ可処分自由時間が欲しい。でもほぼ間違いなく暇だけ
がポンとたくさん出来ても、正比例で能率が上がるものでもないんだろうなあと……。執筆
モードの時だってそうですもの。たとえ一日休みがあったって、その全部を作業に費やせる
ような集中力・耐久力はしていない。可処分な時間を消費しても、休みを挟まねば寧ろ効量
は下がっていく一方……。物書きに限らず、同じことだと思います。

そういう意味では、作業場へお仕事に出ている時間も無駄ではない筈(給料とはまた別の)
以前からもごちているように、脳内イメージを捏ね回す暇だったり、或いは昼休みにもっと
物理的に寝ているような回復用時間をそれとなく確保していることだったり。急がば回れ、
とは言ったもので、如何せんもう若さの最盛期は過ぎているのですから、素直に休み休みが
結局最適解ではあるんだろうだなあと。つい口癖のように出てしまいますが「もっと」も過
ぎれば二兎を追う者(ry にもなりかねない。

はてさて、積み上げ続けて何と成るのやら。何処へ届くのやら……φ(=_=;)-3

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  1. 2016/10/26(水) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「背中合わせ」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:部屋、魅惑的、役立たず】

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  1. 2016/10/23(日) 00:00:00|
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(雑記)平穏無事性メランコリイ

(´-`)。oO(迫り来る睡眠欲……)

ここ数日は気持ちのよい秋晴れに恵まれ、一時のあの台風ラッシュは何だったのかと問い返
したくなるほどです。本当、変わり易い季節ですね。せめて自分の体調だけは成る丈、これ
につられて乱高下しないようにと願う──注意しなくてはと思うばかりです。
食欲? 読書? 芸術? はたまたスポーツ?
さて、皆さんはどのような秋をお過ごしでしょうか? こんにちは、長月です。

少し報告が遅れましたが、先日サハラ~の十八章をUPしました。9エピソード目後編。臨海
学校編とでも題すべきお話が終了しました。敵も段々と、一癖も二癖もあるキャラクタが登
場するようになってきたなぁと(自分で創っておきながら)思います。というか、一応学園
モノでもあるのだから、季節ごとの行事ってものをもうちっとお話の流れの中に組み込んで
おいた方が良かったかもしれないですね……φ(=_=;)

こちらの近況は、まぁ変わらずお仕事(作業場)と創作活動(自宅)の往復でもって主に構
成されている状態です。先月末のようにキャパを見誤ってクタクタになることも偶にありま
すが、基本的に頭の中に湧く物語セカイの広がりに、物理的な肉体の活動効率が追いついて
いない……というのが普段の自分と言う他なく。
(逆に前者がエネルギー切れでどうにもならんって場合もまま。これはまた別の、もっと重
症な?疲労状態なのだろうと認識していますが……)

もさもさ書いて、すっかり慣れて。

継続は力なりとはよく云われますが、現在も含めしばしば自分は「これでいいのかな?」と
自問して悶えてしまうんですよね。友人・知人からは長所として挙げられるけれど、一方で
界隈には「過程」が「結果」を伴っていないのなら無駄だとか、完結もさせずにだるだると
書き続ける奴の文章は読まないとか、ばっさり切り捨てる御仁もおられます。そりゃあ別に
直接自分に向けて言われた言葉ではないけれど、目にするにつけ、じわっと胸が苦しい云い
であるには違いなく……。とはいえ、焦った所で(具体的な行動で前進しないのなら)何に
なる訳でもなし。ただ、この継続“だけ”を誉れにしてしまっている節はないか? それ故
もあり小さく纏まってやしないか? という自問いはかねてより在るのであって……。

(自由に創っていられる環境があるだけ)贅沢な悩みではあるんでしょうがね。
あまり要らぬ気負いという奴なのかもしれませんが、それでも漫然と作り続けることに一切
疑問を差し挟まずにいられるほど、まだ鈍感ではない心算です。

変化が欲しい。つけなければ。

創作の──挑戦(チャンレジ)の秋とするには、如何に。

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  1. 2016/10/20(木) 21:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)サハラ・セレクタブルⅡ〔18〕

 一人海沿いを歩き続け、やがて足元はコンクリートの船着場へと変わった。
 ストーム──人間態に戻った胴着姿の灰髪の男は、潮風と注ぐ日差しを身体いっぱいに受
けながら、そっと目を細めると空を見上げる。
 邪魔が入ったが、守護騎士(ヴァンガード)の正体は知れた。
 睦月という名らしい。あの時遠くから探し、呼び掛けてきた少女達の声に、彼の表情はま
さに鬼気であった。正直嫌いではない。大切なものを、何が何でも守ろうとするその必死さ
を備えているのならば──。
「む?」
 故に、事前に言い付けられていた通り、先ずはジャンキー達に報告をしようと思った。
 だがデバイスを取り出そうとして左のポケットに手をやった瞬間、ストームは違和感に気
付いて視線を落とす。ポケットから出てきたデバイスは、見るも無惨に砕かれていた。
(……ああ。あの時か)
 一瞬眉根を顰めるが、すぐに合点がいく。
 戦いの最中、守護騎士(ヴァンガード)が赤い鎧に姿を変えた際のものだろう。確かあの
時自分は、最初の一発を左脇腹に貰った筈だ。十中八九、その時に壊れてしまったのだろう
と結論付ける。
「ふふ……」
 なのに、笑っていた。
 期せずして連絡手段を断たれたにも拘わらず、ストームは何処か嬉しそうに犬歯をみせて
笑っていたのだった。

『願い、か……。そうだな。もっと戦いたかった。この武をもっと高め、この名を世に轟か
せたかった。だがもう、このような老いぼれになってしまっては最早叶わぬ』
 初めて召喚された時、目の前にいたのは一人の老人だった。
 とは言っても、その辺にいる並の爺ではない。着流しの下の身体は老いて尚、引き締まっ
た筋肉の名残を残し、全盛期には相当の猛者であったことを窺わせる。
 しかし当人は、過ぎ去ってしまったその日々を懐かしみ、そして悔いていた。願いは何か
と訊ねた時、真っ先に返ってきたのは、そんな在りし日々への憧憬だった。
 ストームはその願いを聞き入れた。額に触れ、彼──武道家・五十嵐典三の全てを受け継
いだ存在となったのだ。
 願いを叶える為、そして実体を手に入れる為。
 二人は五十嵐のかつてのライバル達の下を訪ね歩き、道場の看板を賭けて彼らの弟子達と
の試合に明け暮れた。
 ストームは強かった。五十嵐の全てをデータとして取り込み、更にアウターとしての常人
を超えた力を持つ。ライバル達が育てていた後継者らは、次々と彼の前に破れた。この灰髪
の胴着男に誰一人敵わず、倒されていった。
 実体を手に入れたのは、そうして十ほどの道場破りを終えた頃だったろうか。一方で五十
嵐の老いは確実に強くなっていた。道場破りが四十を越えた頃、遂に彼は病床に臥せってし
まう。
『……ありがとう。ストーム、お前は儂の願いを叶えてくれた。まごう事なくお前は儂の後
継者じゃ』
『何を言う。お主の夢はまだ果たされてはいないだろう? 我々の武を、もっと世に知らし
めたいと言っていたではないか』
 フッと微笑(わら)う。しかし五十嵐の身体はもう限界だった。
 それから程なくして、流浪の武道家・五十嵐典三は逝った。齢八十九の大往生だった。
 ストームは一人遺された。実体化したこの身体のみを残して。師であり友である彼の亡骸
は、かつてのライバル達の手で丁重に弔われた。身内は手を挙げなかった。数も少なくその
全てが遠方に離れて久しく、縁はとうに切れていたという。
 ……五十嵐。私はお主の夢見た戦士となれただろうか?
 この身体に宿る力。風の異能。
 強さには自信がある。だがそれは、はたして本当の強さなのだろうか?
 以来、ストームは探し続けた。戦って戦って、その答えを探し求めていた。

「──」
 そっと瞑っていた目を開き、視線は軽く掌へと落ちる。
 守護騎士(ヴァンガード)。間違いなく彼は、これまでとは一線を画す相手になる筈だ。
もうただの人間では証明し切れない。彼を破ることができたなら、自分は一つ大きな区切り
を迎えられるかもしれない。
 ストームは歩き出した。再び、踵を返して歩き出した。
 海沿い、その更に島の奥側へ。後ろ姿が遠くなっていく。
 回り込み湛えたその表情(かお)は、一抹の緊迫と、何より悦びに溢れつつあった。

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  1. 2016/10/18(火) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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