日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「タチキリ」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:青、迷信、運命】

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  1. 2015/09/27(日) 18:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)三十路創想嘆

先日、30回目の誕生日を迎えました。これで大よそオッサンと括ってしまっても違和感の無い
領域に到達です\(^o^)/

そういや自分のリアルスペックについて明確に言及した事って今まであったかしら? まぁ
病気してたことなど私情は雑記(ここ)では何度も触れているし、直ちに実害が及ぶような
ご身分でもないから大丈夫だとは思うんだけど……。

(わざわざカミングアウトする必要性は無かったんだろうけど)物書き仲間さんやネット上
の知人達からは総じて「おめでとう」の定型句を頂いているのですが、いざこの区切りを迎
えてみて思うのは、喜びというよりも遂に来ちまったか……という一種の凹むような、軽い
気鬱のような感慨です_| ̄|○ それは間違いなく、実年齢に相応しい社会人的な経験値が
伴っていないという負い目が原因なのでしょう。今春頃からはこれまでに比べると恵まれた
環境に出会えた筈なのですが、中々ネガティブからポジティブに、とはいかない;

一応、この歳を迎えるまでに仕事に就くという段階には到達できた。
一応、この歳を迎えるまでに大よそ治癒したと言える状態にはなった。

だけども、これは未だ“途上”なんだよなあ。もっと普通にならなきゃいけない訳で……。
歳月が経つ事による少しずつの衰えと、ややもすれば「今」が固着していく恐れ。
今此処にある・持てている安堵がいつまだ崩れて壊れてしまうかもしれないし、今此処以上
のものに自分が至れないかもしれないと思うと、二進も三進もいかなくなって震える。道筋
が見えたと思ってその実、とうに詰んでいるのかもしれない。そんな推測だけで不安を自家
発電したって何かメリットがある訳ではない、上記二段のように前向きに捉えて進めばいい
じゃないと家族は言うけれど、やっぱり(時々によってはどうせ真反対に責められるんだと
経験的に知っているから)内心後ろめたさや逃げ腰を行ったり来たりしてしまいますね。

三十回目の秋。

はてさて自分はどんなもので、どんな場所で、腰を落ち着けられるんだろう……?

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  1. 2015/09/24(木) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「ビタータイム」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:過去、コーヒーカップ、恐怖】

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  1. 2015/09/20(日) 00:00:00|
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(雑記)スプリット×スピリット

先日、サハラ~の七章をUPしましたφ(・_・;)

基本的に前後編構成なので、4エピソード目の前編となります。今回はこれまでの三話とは
ちょっと毛色が変わったお話になる予定です。変身ヒーローのお約束もいいけど、変化球もね。

……何とか今月も大きな執筆スケジュールを消化できました。カレンダー的に巻いていかな
いと来月への余裕が取れないかなぁと心算していましたが、結局何のかんので月の前半分で
書き切った格好ですね。
とはいえ、先々週のユー録では盛り過ぎて一時強反動に、今回は前編という事もあり分量は
控え目でサクッと書了。もう少し力加減を(身体)で覚える必要がありそうです('、3_ヽ)_

作業場と家を往復する生活も半年を過ぎ、随分と慣れました。
少し勤務時間も増やし、今の所お仕事と創作活動を両立させながら楽しくやらせて貰ってい
ます。それでも敢えて考えるならば、同所に馴染むが余り、却って世間一般で云う労働──
大よそもっとキツくて実りがあるとは限らず、ドライな人間関係が当たり前という感触と差
が付いてしまう、離れてしまってはいまいか? というのはありますけども。

ですが、そんなプライベートの一方で、先日から豪雨による河川の決壊や火山の噴火など、
列島各地で大規模な災害が散発しています。自分は関西地域なので幸いこれらの被害に遭わ
ずに済んでいますが、だからこそ、こうして穏やかな秋と創作充に包まれている自分がはた
と後ろめたく感じてしまいます。
……形だけでも、皆さんの無事を祈るべきなんでしょうね。
でも、何で同じ国に住んでいるにも拘わらずこうも局所的に禍福に大きな差が起こるのか。
ただでさえ昨今は政治的にも大きく国民が割れている(ように見させられている)のに、そ
こに加えて物理的にも分断されちゃったら……どうなってしまうんだろう? よくペンは剣
よりも強しと云いますが、消費生活では本来必需品でない小説というものを創っている一人
として、こういった報せを見聞きする度に己の無力さを想います。

昼の空が澄んで青く、故に夜見上げれば星の輝きが増す。
日差しはただ焼けるだけから温かみに変わり、吹き抜ける風も何処か優しいような。

自分の書く物語は決して多くが報われる、明るい物語ばかりではないですが、それでも誰か
にとっての、何かしらの糧になってくれていればいいなぁ……(-人-)


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  1. 2015/09/16(水) 21:45:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)サハラ・セレクタブル〔7〕

「起立、礼!」
『ありがとうございました~』
 学級委員の号令と共に、皆がのそりと席から立つ。とうに形式的なものとなった挨拶も、
それはそれでこの学園生活の習慣になって久しい。
「は~い。それじゃあ、また明日」
 担任の豊川先生が何時ものようにほんわかとした笑みを浮かべ、出席簿を胸元に抱えなが
ら教室を後にしていく。さぁ放課後だ。割とギリギリの所で繋ぎ止められていたクラスメー
ト達の緊張がぷつんと切れ、教室内はにわかに気安く快活とした空気に包まれていった。
「……」
 そんな中で、睦月もまたのんびりと、自分の席で鞄の中に持って来た教科書などを詰めて
いる。自身授業が嫌いという訳ではないのだが、それでもやはり、こうして周りが楽しそう
にしているのを眺める方が好きだった。
「ねぇねぇ、更新されてる?」
「されてるけど……まだ目新しい情報は無いっぽいねー」
「うーん。あれ以来出てきてないもんねぇ」
「守護騎士(ヴァンガード)かあ。一体誰なんだろう……?」
「……」
 がやがや。そうしている中、教室の一角でデバイスを開いている仲間を囲む、女子グルー
プのやり取りが耳に入ってきた。専らその話題は、先日ネット上で口火を切った、とある謎
のヒーローについてのものである。
(本当、大丈夫なんだろうか……)
 突如飛鳥崎を襲った怪物から人々を守るべく、何処からともなく現れた正義のヒーロー。
白いパワードスーツを身に纏い、常人を越える力で怪物と戦ったその人物を、誰が名付けた
のか人々は“守護騎士(ヴァンガード)”と呼ぶようになった。
 しかし彼女達は知らない。その正体、対越境種(アウター)用システムの装着者が自分達
のすぐ近くにいるのだという事を。
 明かせる筈もなく。だから睦月は、ここ数日その話題が出ているのを知る度、内心ハラハ
ラしながら息を潜め続けている。
「また現れないかなぁ?」
「そうだねえ。……でもそれって、つまりはまた何か事件が起きるってことじゃない?」
 全くもってその通りであります。
 睦月は彼女らの視界に映らないように気配を殺しつつ、静かに苦笑していた。一部の人々
にとっては新たな“祭り”の燃料になるのかもしれないが、そもそもアウターが出没しない
に越した事はないのだから。
(……。アウター……)
 この前の爆破事件から、数日が経とうとしていた。その間に報道では、犯人と思われる男
性が死亡したと大々的に発表されている。
 皆人に確認した所、井道で間違いないらしい。だが詳しい情報を調べる内に、どうやら彼
は少なくとも警察との追跡戦で射殺された──という訳ではないそうだ。表に出ていない情
報だが、何でも彼らが井道を発見した時、既に彼は事切れていた。何者かに殺害されていた
のである。
 爆破事件自体は、収まった。だがこれでは何も解決していないようなものではないか。
 当局は犯人死亡のまま、この一件に幕引きを図ろうとしている。多くの市民らも報道の後
追加の情報がなければ徐々に忘れていき、街の被害がブルーシートで隠されるのも相まって
当初ほどの批判の声・関心はなくなってきたように思える。
 ただ一つ、新たな都市伝説と、井道を殺した第三者──皆人曰く改造リアナイザに関わっ
ている何者かが増え、暗示されただけである。世間の少なからずは自分、立ち上る炎や煙の
中で戦う守護騎士(ヴァンガード)の画像であれやこれやの憶測を並べ立てるが、肝心要な
警戒と責任論は上も下も置き去り……もう終わったのだからと二の次になっている印象だ。
「……」
 そっと、静かに己の掌を見る。
 皆人曰く初期形だというサーヴァント・アウター三体。スカラベ・アウター、ハウンド・
アウター、そしてボマー・アウター。彼らの電源(ぬし)となっていたそれぞれの人間。
 仕方なかった。仕方ないんだ。
 奴らはいとも簡単に人を殺してしまう、人の安寧を奪ってしまう。願い。たとえそれが奴
らという、怪物の力に手を出してでも叶えたいものだとしても、自分達はその進撃を許す訳
にはいかない。止めなくちゃいけない。自分は、そうして奴らを殺(たお)してきた……。
『──』
 ちょうどそんな時だった。何処かに行っていたのか、皆人が何時ものように國子を引き連
れて教室に戻って来た。睦月もふいっと手を止めて顔を上げる。
「おかえり。そっちもこれから?」
「ああ。……天ヶ洲と青野は?」
「宙は部活に行ったよ。海沙はほら、あそこで友達に勉強を教えてる」
「……そうか」
 言いながら、彼らはこちらに近付いて来ていた。
 机の横にぶら下げてあった鞄を拾い上げ、ささっと同じく荷物を詰め直すと、この親友に
してアウター討伐の同志はそっとすれ違いざまに耳打ちをする。
「睦月。明日の司令室(コンソール)なんだが」
「? うん。稽古だよね、陰山さんと」
「ああ。そうなんだが……今回は中止だ」
 え……? 小さな驚きで、睦月は思わずこの友の顔を見た。しかし案の定何時もの通り、
彼の表情(かお)は無愛想に近いほど大真面目だ。
 何か家の方で予定でも入ったのだろうか? 或いはまたアウターが……?
 スッと目を細めて、睦月は次の言葉を待つ。
「代わりに、スーツかそれに替わるような着替えを持って来てくれ」
「……? う、うん……」
 だが、待ち構えていた彼からの返答は、存外違っていたもので。
 そして鞄を肩に引っ掛けて出て行く皆人と國子の後ろ姿を、睦月は少々虚を突かれたかの
ようにして見送ったのだった。

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  1. 2015/09/15(火) 18:00:00|
  2. サハラ・セレクタブル
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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