日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)週刊三題「無塵ノ世界」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:砂漠、過酷、主人公】

※今回、盛り過ぎました。15000字半ばあります。
なので読了の際には予めそのつもりでm(_ _;)m


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  1. 2015/03/16(月) 18:00:00|
  2. 週刊三題
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(雑記)シニカルとポジティブの間

ブェックション!!( >д<)、;'.・ アァ……( =д=)

まこと安定しない寒暖が繰り返しても、暦のページは確実に進んでいて、今日もまた上着を
一枚脱がないと暑いくらいの陽気でした。
春が来るんだなあ……。
しかし忘れかけていた自分の季節感を、他ならぬ己のムズムズする鼻が知らせるのです。
 花 粉 症 の 季 節 で す。
同胞の皆さん、備えは万全ですか? 防粉マスクはしていますか?
そうではない皆さんも、マスクって結構便利ですよね。簡単に表情を隠せるので(・x・)
雑記(こちら)では十日ぶりですか。こんにちは、長月です。

先日、ユー録の六十一章をUPしました。Tale題で分かるかと思いますが、前後編構成です。
そして次回更新で第Ⅴ部も中編が終了──次々回は後編になります。

いや~、最早毎回の事とはいえ、何とか書けてよかった……;
俯瞰すれば、日当たりの分量としてはアベレージを落さず推移しているのですが、如何せん
文章を起こしていく際の「スピード」が物足りない。先日ツイッタ(小日記)上で言及して
いた内容ですが、何かと付き纏う自身のコレジャナイorコレデイイノカ感の正体とは、実は
(体感)時間の割りに本編が大きく進まない傾向に対する感触なのかもしれませんね……。
でも、そうだと判った分だけ前進です。
理想としてはもっと早く美しく、ですが、現実路線は先ず現状のレベルを維持しつつ、少し
ずつ積み上げていく他ないでしょう。ゲーム創作でも学ぶ所ではありますが、こういう方面
での妥協って、何気に大事ですφ_(:3 ⌒゙)_

……しかしはてさて、今後も同じように創作漬けの日々を過ごす事が出来るのか?
前回の雑記などかねてよりお知らせしている通り、自分も今までも療養生活からちびちびと
変わろうとしています。先日、諸々の手続きを済ませてきました。向こうさんのそれが順調
に進めば、今月末からでも新体制(?)な日々がスタートする予定です。
なので、今までよりは創作活動に充てられる時間が、少なからず限られてくる筈です。
まぁ当面は割りと緩い縛りですし、全く時間が取れない訳でもないのでスケジューリングを
きちんと詰めれば更新が出来ない事はない──むしろ世の多くの創作人さんはそうやって暮
らしている筈で──と、思うのですが……。

良くも悪くも季節は巡り、自分もまた。
一体どうなるやら分かりませんが(この結び方前回もしたな)今後ともこの私、長岡壱月と
気長に生温かくお付き合いくだされば、これ幸いですm(_ _)m

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  1. 2015/03/13(金) 22:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅴ〔61〕

 梟響の街(アウルベルツ)の財友館。その日も此処は、少なからぬ利用者達が足を運んで
いた。
 銀行業務から貸し倉庫、貨幣の両替に至るまで。
 人々はめいめいに窓口に並び、自分の番を待っている。
「──そう、焦らなくてもいいんじゃないか?」
 そんな館内の、メインスペースから少し逸れた壁際にリオはいた。
 ずらりと防音仕様の個室が並ぶブース。小銭を入れれば誰でも利用できる、導話器だ。
 彼はその一つに入って陣取り、壁に背を預けるようにして受話筒を頬に押し当てている。
『焦っては……いるかもしれませんね。でも、コーダス本人や家臣団の皆さんとも話し合い
ました。このまま逃げるように黙っている事で被りかねないデメリットを考えれば、早い段
階で打ち明けてしまった方がダメージは最小限に抑えられるだろうと。その点ではこの場に
いる全員が一致している所です』
「それは、そうだが……」
 導話の向こう。その相手は他ならぬシノ──現トナン皇国女皇だった。
 王宮内の夫妻の部屋。そこに設えられた導話器を手繰り、入口で複数の臣下達に不安そう
に見守られながら、彼女は傍らで車椅子に座る夫(コーダス)と共にそう答えている。
 リオはあまり強く食い下がる事が出来ないでいた。彼女は口調こそ穏やかだが、その芯は
存外に強い。既に身内とすり合わせを行っているのなら、もう自分が入り込む余地は無いだ
ろう。
 ──会見を行おうと思っています。彼女から切り出されたのは、そんな決意だった。
 曰く近々、夫・コーダスを人々に紹介しようと考えているとのこと。
 それは即ち彼の今日までの軌跡──彼が魔人(メア)である事と、長らく“結社”に囚わ
れ、黒騎士(ヴェルセーク)として操られていた事実を打ち明ける事でもある。
 リオは勿論これに自身としては難色を示した。デメリットが容易に想像できたからだ。
 魔人(メア)だった。
 確かに今までレノヴィン兄弟の父親たる彼が表舞台に現れなかった説明にはなるだろう。
 しかしそれは人々の嫌悪感・忌避感情を招くには十二分過ぎる。茨の道だ。少なからず彼
女ら夫妻に、ひいては皇家に排斥的な言動を放つ者が出てくる筈だ。
 何より……操られていたとはいえ“結社”の魔人(メア)だったという経緯を、人々がす
んなりと受け入れてくれるかどうか。
「……まったく、親子揃って気の早い。統務院の沙汰が出てからでもよかったろうに」
 尤も、だからと言って奴らを信用している訳でもないのだが。
 リオは参ったなとうなじを擦りながら、何とか自分の中で、もう起こった事は仕方ないと
言い聞かせようとする。

 一度は死んだものだとばかり思っていた、姉の忘れ形見。
 そんな彼女が生きていた。あの日の炎から逃げ延び、自分に救いの手を差し伸べてくれた
仲間の一人と恋に落ち、遠い北の地でひっそりと暮らしていたのだ。
 しかし運命は、彼女達をいつまでも安寧の中に落ち着かせてはくれない。
 彼女が愛したその人は村を守る為に奮戦し、行方知れずに。更に数年後、息子達に襲い掛
かる“結社”の魔の手と、再燃する祖国との因縁。──アズサ皇(あねじゃ)は、彼女達を
決して許さなかった。
 必死に抗う息子達の姿と、国に戻る決意。そうして打ち破ったかつて因縁。
 彼女が背負い込んだものは筆舌に尽くし難いものがあるだろう。それでも必死に、彼女は
祖国の為に尽くしてきた。一度は見捨てるように逃げた、その罪滅ぼしをするかのように。
 だからもう……安堵していいのだと、自分は思う。
 大都消失事件。“結社”の猛攻から王達を救ってみせたジーク達。
 その手土産は、彼女にはどれだけ嬉しかったことか。
 コーダスが、愛する人が戻って来た。尤もその身体は長年の洗脳によってやつれ、未だ車
椅子生活を余儀なくされてはいるが。
 だからまだ……噛み締めていたって、罰は当たらないと思う。むしろそうしていてくれと
すら思うのは、自身の負い目であるのだろうか。
 何故そう急ぐ? 全て打ち明ければ、己の周りが慌しくなるのは目に見えているのに。
 全ては姉達を止められなかった、見てみぬふりをした自分に起因する筈なのに。
 シノ。
 お前はもっと、幸せになっていい──。

『ごめんなさい。叔父さま』
 だから辛かった。諭し返せばお互い虚しいだけだった。
 導話越しにシノの、そんな優しくもトーンの落ちた声色が聞こえる。
 リオは静かに瞼を伏せていた。向こうでコーダスが彼女を励ましている声が聞こえる。小
さく「……ありがとう」と言ったのを聞く。
『お気遣いは有り難く受け取らせていただきます。でも……息子達がああまでしたんです。
なのに自分達はこのまま隠し通すなんて、不義理じゃないですか』
「……」
 導話の向こうでふいっと、控え目に咲くように微笑む姪(かのじょ)の顔が浮かぶようだ
った。リオはその一言に、遂に折れる。やはり自分が差し出る余地はないのだなと思った。
「分かった。お前の思うようにやれ。俺も、出来る限りの事はしよう」
 敢えて茨の道を往くのだな……。リオは内心哀しかったが、口には出さなかった。
 そうだ。何てことはない。今まで通り、身分を捨てた身内として動けばいい。
『はい。……すみません』
「謝るな。お前の、人生だ」
 そうして二言三言やり取りを交わした後、リオは導話を切る。
 ざわわ。にわかに館内のざわめきが耳に障る気がした。戻した受話筒を握っていた手をゆ
っくりと離し、腰の太刀や着物を揺らしながら、彼はこの防音の個室を出る。
(さて……)
 自分の姿を認め、ちらちらと見遣ってくる者達に構うことなく、彼は考えていた。
 彼らのホームに顔を出そう。アルスの静養も終わった事だし、ぼちぼちあれを始めるべき
頃合だ。
 そして思いながら、リオは口元に小さく孤を描いていた。
 だがそれは不敵な笑いではない。むしろ自嘲ばかりを込めたそれである。
 ジークを皇国(トナン)に帰らせる事も出来ず、シノ達が茨の道を往こうとするのも止め
られない。同じだ。かつて二人の姉を救えなかったように、もしかしたら自分は……。
「──」
 静かに哂う。
 彼らを救えないで、何が“剣聖”だ。

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  1. 2015/03/12(木) 18:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(企画)週刊三題「眠るひと」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:戦争、過去、荒ぶる】

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  1. 2015/03/08(日) 00:00:00|
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(雑記)明暗逡巡─悪人とは誰か

予報通りと言えば通りだけど。

つい先週くらいまでにわかに暖かくなってきたなぁと思いきや、ここ数日はまるでスイッチ
が切り替わったかのように曇天・雨天が晴れを押し切り日がな自己主張。思わずしまいかけ
ていたヒーターも引っ張り出し直しました^^;
でも、それでも一頃の冷えに比べればもうその程度は大分“浅い”ように感じられて。
日和こそ連続してぐずつくものの、じわじわと春が歩いて来ているのは多分変わらないんだ
ろうなあ。一喜一憂し過ぎる事なく、何とか穏やかに暮らせれば理想なのですが……。
暦変わり三月になりましたね。こんにちは、長月です。

今回はご報告が一つ。先日、前々回の雑記辺りから言及していた、リアルでの立て込み──
病身の身分からのリトライがある程度進展し、一先ずの所は方向性は落ち着きそうです。
まぁその「一先ず」もどの程度の期間を保証できるのかは分からないのですけど(それこそ
シーンを変えたで安堵し、また徒に時を重ねてしまうかもしれないし)当面はこの一先ずに
身を委ねてみようかと思っています。具体的に言うと、作業所に通う事となりました。

なので、これも以前に言及していたように、小説は勿論、創作活動に掛けられる時間全般が
減る事になる筈です。尤も先方が理解?ある方で、多分頼めば執筆作業も出来なくは無いん
でしょうけど……あまりつけ込むというか、趣味を全開に持ち込むべきではないだろうなと。

ただまぁ、全く時間が取れなくなる訳ではないです。少なくとも(当面は)夕~夜はフリー
になる予定なので、その時に集中して書き描き出来れば御の字でしょうφ(・_・;)
(というより、世の創作人さん達の少なからずは、そうやって「普通」の日常と折り合いを
つけながら暮らしている筈で。寧ろ今までの自身が野放図だった訳で)

……さてはて、これからどうなる事やら。

出会った人達の縁、世間は狭いを具現化した地方の町だからこそのマイケース。
ぶっちゃけ自業自得な面がある癖に病んで捻くれ、何時の間にか《闇》に寄り掛かりながら
生きるんだ、自分はそうでなければならないんだと刷り込んでしまった故に、はたと訪れた
ここ暫くの彼らの《光》がどうにも眩しいというか、くすぐったいというか。

向けられる優しさ、温かみが沁みる一方で、怖くもある。畏れ多くもある。
そもそも自分は、彼らの厚意にあずかるに値するのか……? ビジネスを絡めてあるからと
割り切ってみても、脚がぶるぶる震えてともすればその場から逃げ出してしまいそうで。

……はてさて、一体どうなってしまうのやら。

分からぬ不安と──ちょっぴりの打算期待が入り混じる。

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  1. 2015/03/03(火) 22:30:00|
  2. 【雑記帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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