日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)今、崇高なるを訝しめ

φ_(¦3 」∠)_

こんにちは、雑記としては八日ぶりですね。正月もすっかり終わり、世間様はいつもの忙し
ない日々に戻っているようです。何より今年も相変わらず、飽きもせずに毎日のように何処
かしらで事件は起き(主に外野の)人々がやかましく騒ぎ立て──この心持ちを萎えさせる。

先日、連載(ユー録)の五十九章をUPしました。今年一発目の更新ですね。そして気付けば
更新日から日を経ないとこうしてお知らせもしたためる事が出来なくなっている……(´A`)
執筆後にズンと反動が来てぐったり疲れるのは今に始まった事ではないですが、やはり歳は
取りたくないですね。反動のスパンが中々どうして長く、深くなってきている気がします。
あまりの疲労っぷりに、あまりに何も出来ない状態に「もしかして自分、命削って小説書い
てるんじゃあ……?」なんて事をはたっと真面目に心配したりすることも。
(まぁ、こうして雑記をしたためている事からお察しの通り、三日ほどアホみたいに寝てた
ら楽になりましたけどね^q^)
今月も気付けば半ばに差し掛かろうとしています。欲を掻くなら小説だけでなく、ツクール
やら絵、あと(書くばかりで)長らく放置してしまっている積み本も手を付けていきたい所
なのですが……。

時間が足りませんね。猛烈に。一人部屋で缶詰にならないと集中できない性質なので尚の事。
その癖、一回寝るとごっそり時間を食い潰してしまう(¦3[_]

難儀な性分をしてるよなぁと思いますよ。
もっともっと他人と交わらなきゃいけないのに、創作的な自分は静謐を求めている。

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  1. 2015/01/13(火) 00:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「湖畔にて」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:湖、時間、骸骨】

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  1. 2015/01/12(月) 18:00:00|
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅴ〔59〕

 アルス達が清峰の町(エバンス)に滞在し始めてから一週(=十二日)が過ぎようとして
いた。
 山々からゆっくりと降りてくる、川面から立ち昇る朝霧。
 この日もカルロはまだ日が昇り切らぬ内から起き出し、店を開ける準備を始めていた。
 ひんやりとした朝の冷えに身を任せ、軽く鼻歌を歌いながら軒下の郵便受けに差し込まれ
てあった新聞を抜き取る。
「……。ッ!?」
 だがざっと紙面を開いて目を通している内に、彼の顔色が変わった。
 ふと目を留めた記事を暫く食い入るように見つめ、やがて慌てて家の中へと駆け戻る。
「お、皇子! 皇子! 起きてますか!?」
 向かった先は二階──現在はアルスを泊めている息子(フィデロ)の部屋だった。
 室内には四人。
 昨夜、夜遅くまで夏休みの課題を消化する勉強会をやっていたため、アルスやエトナに加
えルイスもこの部屋で寝落ちした格好になっている。
「うぅん? なーにー?」
「何だよぉ。まだ起こすには早ぇぞ……。親父……」
「……おはようございます。どうしたんですか? そんなに慌てて」
 むくり。寝惚け眼を擦りながら、アルスは相棒と共に毛布を除けながら身を起こした。
 フィデロとルイス、更には階下のルーディ、奥の居間で寝泊りしているリンファとイヨも
このカルロの慌てぶりを聞きつけ何事かと顔を出してくる。
「こ、これを。お兄さん──ジーク皇子の記事が」
 言われてアルス達ははたっと目を覚まされた。彼に差し出された新聞、そのとある記事を
皆で覗き込み、読む。

『フォーザリア慰霊式 ジーク皇子暗殺未遂!』
『左手負傷の皇子 温情に加害女性号泣』

 それは先日フォーザリアで執り行われた、テロ犠牲者の追悼式典を報じる記事だった。
 印刷された記事の詳細を読み込む。報道によると、何とジークが献花している最中、これ
を狙って刃物を持った女性が飛び出してきたのだという。幸い彼はすぐに迫るこの女性に気
付くと攻撃を──左掌を刃で傷付けられながらも防ぎ、更に警備兵らの怒号が鳴り響く中、
彼女を諭して戦意を喪失させたとも。
 後の調べで、彼女は先の同爆破テロで犠牲になった鉱夫の妻であると判明したらしい。
 なのに、自らの身が危険に晒されのに、当のジークは彼女を赦したという。拘束・連行し
てゆく警備兵達に向かって、彼は寛大な処理を懇願したと記事は伝えている。
「お兄さん……」
「相変わらず、型破りな人だね」
「もう。あいつってば、無茶しちゃって……」
「フォーザリア? 慰霊式? 兄さん出席してた(でてた)の……?」
「……申し訳ございません」
「ジーク様より、ギリギリまで黙っておいてくれと……」
 負傷の二文字に背筋が凍り、しかし詳細を読むにその怪我も大した事がないと判りアルス
は一先ず胸を撫で下ろす。
「そんな。謝る必要はないですよ。兄さんの事だから、大方僕の療養に水を差すのを嫌った
んでしょう? まったく、しょうがないんだから」
 そして頭を下げてきたリンファとイヨに、ふっと優しい声色を向けて苦笑(わら)う。
 兄らしいと思った。向こうでの行動も、今の今まで黙っていたことも。
 実際、今回が初めての公務であった筈だ。自分だって未だに緊張してばかりなのに……。
「大事にならなくてよかった。でもこの日付だと……もう向こうを出たのかな?」
「あ、はい」
「その事なのですが……」
 しかしアルスの内心を波立たせる情報は、何も一つだけでは収まらなかった。
 一度互いの顔を見合わせたイヨとリンファ。数拍の逡巡からの開口。
 更に二人から、アルス達は新たな動静を知らされる事になる。
「実は先日、ジーク様に付けさせた侍従達と、ダンから連絡がありまして」
「クロムの居場所が分かったので会いに行ってくる、と……」
 カルロ以下、フィースター家の面々とルイスは頭に疑問符を浮かべていた。当然だろう。
まだ彼の名までは公表されていない。まさか“結社”の魔人(メア)──あの大都での戦い
で“捕らえられた”者の名だとは、つゆも思わないだろう。
「そっか……」
 故にただ短く、アルスは彼らをそっと一瞥しながら、そう呟いた。
 手の中できゅっと握り締めた朝刊。改めてこの静かな時間の中(りょうようちゅう)でも
世界は動いているのだなと思う。
(……。待っててね、兄さん)
 窓の外、少しずつ昇ってきた日が差してくる方向を遠望する。今日もまた新たな一日が始
まろうとしている。
(すぐに……追いつくから)
 軽く唇を結んで、その小柄(ちいさ)な身体に活力を。
 アルスは遠い北の地から、兄ら仲間達の姿を想った。


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  1. 2015/01/08(木) 18:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(歌帳)とある物書の気紛短歌 2015

ここでは、拙いながら自分が気紛れに練ってみた短歌をまとめていこうと思っています。
なのでこの短歌という形態での創作は不定期となります(何よりも専門?ではありませんし)
一応「五・七・五・七・七」という、短歌としての最低限の形式になるよう文字数は調整
している筈ですが、時折変則的な読みをさせている場合があります。あしからず。
(その際は括弧付きでその読みを併記しておきます)

他の書き物共々拙作ではありますが、束の間の一興にでもして頂ければ幸いですφ(=_=)
(肝心の句は追記部分に掲載しています↓)

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  1. 2015/01/06(火) 00:00:00|
  2. 【詩歌帳】
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(雑記)白だ黒だとルサンチマン

もーいーくつ寝ーるとー、寝正月──すらあっという間だったよ\(^q^)/

明けました。一応おめでとうございます。
少々遅めの新年のご挨拶と替えさせていただきます。こんにちは、長月です。

ぶっちゃけ私個人、結局年末年始というのはあまり実感が沸かないまま、気付けば終わって
いた感じでしたねぇ。一応部屋の大掃除などはしましたが、それ以外の周辺の慌しさは寧ろ
創作活動の邪魔(ノイズ)だ程度にしか捉えていなかったように記憶しています。今思えば
何とも重症化する一方の中毒──ある種「狂気」にも近い感覚なのでは?とすら自分で自分
が恐ろしくなったりもするんですがね……。
(元々創作は“趣味”の側であって、先ずもって第一になるのは現実の日常及び生計である
べき筈なのに)
辛うじて月頭の三題ラッシュに新作のプロット作り、あと何時ものユー録月一執筆。
そもそも、もっとそのエネルギーを注ぐべき現実(たいしょう)はあろうものなのですが、
どちらにしてもすぐヘタりがちなコンディションを整え直さねば_(⌒(_;=△=)_-3

……今年こそは、もっとちゃんと他人と関われるようにしないといけませんね。
もう自分は、すっかり時間が許す限り己の「好き」に没頭してしまう。
故にそれ以外の諸々が煩く感じられてしまうし、多分その没頭が、また自身の人付き合いの
下手さに悪循環の一押しを加えているんではないかと思うのです。

生身の対人スキルだけではなく、ネット(こちら)側でのそれだって。
オンオフ問わず自分は人の輪(特に“盟主”の強権が振りまかれるそれ)に馴染めず、大き
過ぎると萎縮してしまうし、その人達が「成功」してしまうと自分には利用価値は見出され
ないだろうと気付けば距離を置いてしまいがち。
そもそも高圧的な相手・態度自体が苦手で、その集団で“争い(議論という皮を被ったもの
も含む)”が日常的に起こるようならば、十中八九もう「駄目」です。結局、嗚呼やっぱり
自分は無理なんだな。人間とは“こんなもの”なんだなと憎──冷めてしまう。
ポジティブ教徒に改宗する(できる)気は今も全くしないけど、だからといってその諦念と
憎念だけで生きるのはやっぱり宜しくないと思うのですよ。曲がりなりにも物書きを名乗る
ならば、そこで安住せず、何とかそれらを昇華する方向に物語達も自分の精神自身ももって
いかなければφ(・_・;)

……そんな感じで文筆と人格、身分、この両輪が今年少しでも一人前に近付き、以前よりは
他人様に胸を晴れる男に為れればいいなぁ。
そんな事を、今はぼやっと思っています。何だこの挨拶_| ̄|○

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  1. 2015/01/05(月) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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