日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)私の中の憎しみに告ぐ

気付けば今日で3.11から三年を迎えました(-人-)

なのに自分はつい先日まで執筆を、ある種快楽に浸っていた訳で。
いやまぁ、年中喪に服せなんていうのはナンセンスにも程があるんですが、ふと我に返って
世間を見渡すと、嗚呼やっぱり(噛み合わないな)という感慨が湧いてくる訳で……φ(=_=;)
ともあれ、皆さん如何お過ごしでしょうか? こんにちは、長月です。

という訳で先日、連載(Dear~)の四章目をUPしました。既になろうさんの活報やツイッタ
で言及している通り、同作は今回をもって一応の〆となります。機会があれば続編をこさえ
てもいいかなぁとは思うんですけどね(保険乙
……これで七本、ユー録を含めると長編系は八本を形にしたことになりますか。
もこもこ数ばかり増えていきますなあ。それでも「足りる」思いに至ることは未だになく、
十中八九、何日かしたらまた筆を取っているのでしょう。創作中毒──この云いも自分の中
では結構に使い古してきたものですが、逆に「足りる」に至り、出し切ってしまえば、その
時は自分という創作者は終了するのかしらん? とも。物書き仲間さんとの語らいの中で、
とある方が語っていた一節でもあります(そこまで至ればもう悔いはない、的な)

されど自問してみるに、自分自身、そんな境地はどうやら随分と遠い所にあるようです。

安易に光溢れる甘々とした世界よりも。
たとえ闇が覆おうとも、彼が彼女が一条の光を見出すその瞬間を。

しつこく描くんでしょうね。
何度も何度も、手を替え品を替えねちっこく。

嗚呼、性格悪いなぁ……_(:3 」∠)_

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  1. 2014/03/11(火) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「トードちゃん」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:蛙、少年、役立たず】

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  1. 2014/03/10(月) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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(長編)Dear SORCERY〔4〕

「隊長ぉーッ!!」
 突如風と共に疾走していったその向こう側で、クラリッサが昏倒していくこの一部始終を
麻弥達は見ていた。
 デズモンド──の姿をした偽者から溢れ出した濃緑の毒煙、悲鳴を上げつつも下手に近付
けない彼女の部下達、そしてデズモンドだった人皮(モノ)がすっかり萎んで崩れ、独りで
に無に還り始めていくさま。
 聖は寸前で飛び退いていたようだ。ちょうど両者の間に片膝をつく格好になっていた晴の
背中を視界に、毒々しい緑は濃く濛々と立ち込めている。
「……助けなきゃ!」
 危険なのは直感していた。だが、たとえ知り合って数時間ほどでしかない女性(ひと)で
あろうとも、麻弥は駆け出そうとしていた。
 もう魔術の所為で、人が傷付くなんて……嫌だったから。
「待て。麻弥」
 だがそれをサッと手で制する者があった。他ならぬ、彼女のすぐ傍らに立っていた義兄・
正明である。麻弥は思わずそんな彼の横顔を見上げていた。
 どうして?
 軽く制されているだけなのに不思議と動けない。掌から伝って、感じる。見上げたその横
顔はぶすっと顰められているが、義妹(じぶん)を止めているその心はきっと愛情に満ちて
いたから。
 その直後だった。まるでこのデズモンドの偽者が爆ぜたのを合図とするように、周囲の他
の使い魔(ゾンビ)達もが次々に爆散、同じく濃い緑の毒煙を撒き散らしてきたのだ。
「げぇっ!?」
「こ、こっちも……」
「くっ……。退避! 退避ぃ!」
 それはちょうど外側、一同をぐるりと囲むボーダーを形成していたゾンビ達で。
 巫監の、騎士団の面々がそれぞれ見渡し、顰め、慌てて後退していった。しかしそれでも
毒煙はまるで生き物のようにうねりながら襲ってくる。騎士達の何人かが逃げ遅れて巻き込
まれ、白目を剥いて倒れた。
「囲まれたか……。皆、私達の周りに!」
「瀬名川君も、早く!」
 武蔵、そして凛が叫んだ。共に素早く胸元で印を結んでいる。
 次の瞬間、彼らを中心に半球型の結界が形成された。迫ってくる毒煙がその外郭で受け流
されるようにして流動する。呼び戻された晴が、倒れた同胞を引っ張り出し担ぎ上げた騎士
達が、慌ててその合間を縫ってこの内側へと避難していく。
「聖!」
「こっちは気にすんな、そっちこそ吸い込むんやないぞ!」
 防御結界の中から晴が聖──《虎》に向かって叫んでいた。当人は大丈夫だと言う。見れ
ば白目を剥いて気を失ったクラリッサをひょいと肩に担ぎ、すんでの所でこの毒煙群を潜っ
ているようだ。
「ったく。せやから来るな言うたのに……」 
 聖はチッと独り静かに舌打ちをしていた。一番面倒な方向へ、この女は状況を混ぜっ返し
てきなすった。騎士団だか何だか知らないが、余計な事をしてくれたものだ。
「ひー君!」
 また──いや今度は別の、自分を呼ぶ声がした。
 御門麻弥だった。結界の中で、兄に飛び出さぬよう片手を取られ、それでもこちらを心配
そうに見遣って呼んでいる。早くこっちに──という意図なのだろう。
「……」
 だが聖はその意図に応えなかった。見返しこそはしたが、彼女達の方へ向かうことはしな
かった。
 何処かで“近付いて”はならぬと思っていた、言い聞かせていたからだと思う。物理的に
それを軽く越えてしまえば、気持ちの方もいずれ持っていかれてしまうような気がして。
 とはいえ聖自身、そんなフッと過ぎったイメージは決して口にはしない。ただもっと目の
前の現実、現状として、ただ皆で寄り集まってもこの毒煙が晴れて──自分達を避けてくれ
るとは思わなかったから。
 外側、ぐるりとゾンビ達(やつら)が包囲していたのは、やはり……。
「ちっ……」
 再度、今度は向こうの彼女達におそらく見えたであろう位置で。
 聖もとい《虎》は舌打ちをしていた。
 何で俺が、こいつの尻拭いをせんといかんねや……。
 ちらっと周囲、うねって面々に迫る毒煙の全体を観る。デズモンドが残した面倒な奴らを
見遣る。
 カツン。そして聖はそう脚で地面を押していた。するとどうだろう、まるで彼が合図を送
ったかのように、三度周囲のコンクリートな地面は次々に塊(ブロック)ごと隆起、巧みに
彼自身と麻弥達を毒煙から阻む防壁のようにびっちりと展開してこれを大きく迂回させた。
「毒ガスが……」
 流動する脅威が通り過ぎていく。伴太や騎士達がこの大地の魔法を少なからず驚いて見上
げ、ぐるんと上部で反り返りアーチ状に組み合わさったそれらに目を瞬かせている。
「よくやった! 早く、隊長をこっちに!」
 そうして頷くように叫ぶ副官(エリオット)。彼はこちらに手を伸ばしていた。
 あんたらの為じゃないんだけどな……。まぁいいけど……。
 よっこいせ。存外軽いクラリッサの身体を肩に引っ掛け直し、石壁のアーチと己の後ろ姿
を背景とするように。
 聖はようやく、彼らの方へと歩き出していた。

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  1. 2014/03/09(日) 18:00:00|
  2. Dear SORCERY
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(雑記)其の空隙を愛せたら

ブェックショーイ!! ( >д<)、;'.・ ( =д=) アァ…

自分の鼻が遂にこの季節の到来を告げてしまいました。鼻炎です。そして私は長月です。
今日びは花粉だけじゃなくPM2.5などもありますし、だから余計に(粘膜を痛めに掛かって
くる的な意味で)むず痒い鼻炎の気が強いのか……。

先日──というかいっぴに、ユー録の四十八章をUPしました。二ヶ月連続のフライング執筆
からの更新ですね。プロット上では次回(四十九章)で現在の第Ⅳ部は中編が終了、佳境を
迎える予定となってています。まぁその時はまた、追って言及しているでしょうけれど。

件のUP後、今日まで(も)自分はぐったりしておりました。例の如く反動ですね。今週分の
三題は多少力押しでこなしたものの、UPしたよー的な報告も込めてのこの雑記に掛かること
が中々できず……f(=_=;) しっかり疲れるんですけどねぇ。なのに(いや、だからこそ?)
一気に書き上げてしまおうとしてしまう。……まるで成長していない

それでも、ここ数日で二件ほど「おぅ?」とつい頬が綻ぶ出来事もありました。
一つは自分がよく顔を出している読書系コミュにて、そこの主さんが今回、拙作三題の一つ
をご自身の(読書感想的な)ブロマガに取り上げてくださったこと。
二つは先日、ゲーム創作方面で知り合った方より、制作中の短編ゲーム内におけるテキスト
の添削を頼まれたこと。
……いいですね。口下手な自分でも(大抵文字チャでの交流とはいえ)他の創作人さんなり
誰それなりとの繋がりがちゃんと生きてるんだなぁと。尤も共にネットの片隅での一齣なの
で、宣伝やらお仕事──には為りませんけど。そうは中々問屋が卸さないというか、ちょい
と舞い上がり過ぎだろう自分? というか。

相変わらず色々あーだこーだと思い煩う事は尽きませんが、出来るだけ早く心身をいい感じ
に回復させて、次なるDear~の四章目(一応完結)の執筆に掛かりたい処ですね(;=_=)φ

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  1. 2014/03/05(水) 17:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)週刊三題「静謐イクスペリメント」

──これから毎週、小説を書こうぜ?

毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみるという
自己鍛錬、 それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在り。

【今週のお題:赤、馬鹿、静か】

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  1. 2014/03/03(月) 00:00:00|
  2. 週刊三題
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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