日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)夢想⇔現実のディスタンス

春は花粉症、夏は暑さ、秋は芸術&読書の秋、冬は寒さ──。
こんにちは。季節ごとの言い訳を片手に出不精な生活を送る長月です。

先日、連載の二十章をUPしました。……何だかんだで今月中にUPできましたね;急いたのも
あるかもしれませんが、その気になれば一応何とかなるものですね。一先ず安堵です。
(というか、何故このエネルギーを実生活に活かせないんだろうかと云々_(:3 」∠)_

気付けば月に二章分を更新するのが(自分の中での)目安になってしまっていて、時折肝心
のクオリティ以上に日の内に収めることに気負いが傾いているような気がしますね。
なので、正直クオリティが──急ける事で文章がグダってないか──心配になるのですが、
更新直後には、なろうさんでも多くの方が手に取って下さっているようで……。
加えてユーザーさん方からの作品ブクマも重ねられています(この雑記執筆現在で18件)。
冗長になりがちで大変だろうにと苦笑(自嘲?)しつつも、こうして反応があるのは素直に
励みになりますし、それだけでも大きな報酬であるように思えてきます。
改めてこの場を借り、重ね重ねの謝意をばm(_ _)m

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  1. 2012/03/28(水) 18:15:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)ある男の贖罪

【注】先日、物書きさん達との練習の場で自分が書いた三題噺です。
   <お題:川、泥棒、新聞>
   本文は追記部分からどうぞ↓

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  1. 2012/03/28(水) 01:30:00|
  2. その他参加物
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅱ〔20〕

 深夜のトナン王宮は、今まさに混乱の最中にあった。
 地下牢からの集団脱獄発生に加え、つい先刻、皇都を護るソサウ城砦の程近くにてレジス
タンスの小隊とみられる一団が発見されたのだ。
 内と外、双方向からのインパクトとでもいうべきか。
 城内で警備に当たっている兵士らは皆が皆、現在進行形で慌しく各所へと鎮圧・迎撃の為
に駆り出され始めている。
「このまま大人しく始末されてくれるとは思っていなかったけど。……無茶苦茶するわね」
 そんな城内の廊下を、アズサは執務室から出て歩んでいた。
 きびきびとした足取りで進み、引っ掛けた外套を揺らす彼女の周りでは、ひっきりなしに
臣下達が駆けて来てはその早足に合わせながら現在の状況を報告してくる。アズサはそれら
を聞き、即断即決に指示を飛ばす。
 王の間には、既に主だった臣下達が集合を完了していた。
 低頭する彼らに迎えられるようにして、アズサはその左右の中、絨毯の上を歩くと王座に
腰掛け、ついっとこの面々を見渡して言う。
「大体の話は途中で聞いたわ。詳しい現状報告をなさい」
「はっ。では先ず私めから。レジスタンスより投降をした冒険者ジーク・レノヴィンが地下
牢にて他の囚人達を伴い脱走。どうやら、魔導具を隠し持っていたようでして……」
「……そう。あくまで相手が剣士だからと油断した訳ね。事が済んだら身体検査を担当した
者を調べなさい。内規に基づいて──減給とでもしましょうか」
 王座の前に設えられた組立式デスク。そこに置かれていた報告書類をに目を通しながら、
アズサはそう最初に報告をしてきた臣下に命じた。
 この臣下は「畏まりました」と再び低頭の姿勢をみせる。
 ぬかったとは情けない。だが一方で無理もないかと思った。
 レノヴィンが六華を持っていたこと、何よりシノの息子であることはごくごく一部の臣下
にしか知らせていないのだ。末端の兵にそこまで気を回すことを強いるのは酷だろう。
(ジーヴァ達に、というのも……宜しくないわね。あまり彼らを表立って使う訳にはいかな
いわ。遠回しに小言を向けられるのがオチでしょうし……)
 だが冒険者なら魔導具が使えてもおかしくない。落ち度は落ち度だ。表向きの処罰は要る
だろう。
「現在、脱獄者達は西棟第三武器庫にいるようです」 
「西? 東では? 魔導攻撃と思われる破壊の跡も……」
「……。西棟にいるという情報は確かなのかしら?」
「間違いありません。先刻、キサラギ小隊との交戦が始まったとの報告が上がっています」
「キサラギ……。そう」
 王座の肘掛に片肘をついて、アズサは心持ち小首を傾げてみせた。
 口にこそ出さなかったが、何とも数奇なことか。
 自身、曖昧な運命論などまるで信用していないが、それでもその交戦、組み合わせは因縁
じみた性格を伴っていると俯瞰できる。
 かたやこの国を乱す敗残者──その血族。
 かたや乱された怨嗟を糧に剣を振るう者。
 ならば好都合だ。このまま彼女達には、存分に奮闘して貰うとしよう……。
「だとしたら、それは東方向へ私達の注意を向ける囮と考えるべきね。すぐに東棟の兵力を
現場へ振り分け直しなさい。但し東西双方に充分に兵力を温存しておくこと」
「はっ。すぐに手配致します」
 衛兵が二、三人ほどその臣下に促されて伝令に走ってゆく。
 アズサも含め、場の面々に「取り逃がすかもしれない」という想定は優先順位の中でもか
なり下位にあった。
 ここは自分達の本陣。たとえ少人数で暴れていても兵力の差はそう用意に埋められる筈も
ない。所詮は……悪足掻き。いずれは城内の兵によって鎮圧されるだろうと。
「それで? 城砦の方(そと)はどうなっているのかしら?」
 それよりも、面々にとって──対外的な今後を考えると厄介ではと思っていたのは、城砦
近郊で始まった小競り合いだった。
 王の間を小走りで出て行った伝令役の兵らの姿を王座から見送りつつアズサが訊ねると、
今度はまた別の臣下が答えた。
「現在、警備担当の部隊を五隊ほど出撃させ確保に当たらせています。ただどうやら相手の
兵力は少人数との報告があり、おそらく偵察目的で現れたと思われます」
「そう……。リオが出ているとも聞いているのだけど?」
「はい。最初に発見なさったのがリオ様だったそうで。既に先行しておられます」
「……珍しいわね」
 アズサはそっと口元に手を当てて眉根を寄せていた。
 普段から口数も少ない一匹狼だが、一応“仕事”をしてくれているのか。それとも……。
「まぁいいわ」
 口に当てていた手を除け、アズサは言う。
「小勢相手に深追いはしないよう兵たちに通達しなさい。兵力はこちらが圧倒的優位よ。私
達はどっしりと守りを固めていればいいわ。攻勢なら、第二陣の用意が出来次第、纏めて刈
り取ればいい。でしょう?」
 ソサウ城砦──この皇都が直接狙われていることに不安げな臣下達だったが、彼女のその
一言で、彼らは一様に低頭をして拝承の意を示した。
 再び伝令が現場へと飛んでゆく。臣下達が引き続き報告を上げてくる。
 アズサはそれらに耳を傾けながら、王座に片肘・頬杖をつき、口元に余裕と不敵な弧を漏
らしている。
 抵抗する者が出ることなど、とうに想定していたことだ。
 だが、私は排除する。この国の強さの為に……私はずっと尽力してきたのだ。
(恐れることなどないわ。私には最強の助っ人(リオ)だっているのだから……)
 静かに、より一層に。
 苛烈なる女皇(おう)はただ己が信じる道をゆく。

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  1. 2012/03/26(月) 22:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(雑記)されど縁という名の懐疑でも

ちょっとゆっくりし過ぎました(連載的な意味で)
ツイッタで進捗状況を記してはいますが──というより、最早自分にとって毎月の事となり
つつありますが──さて今月中にもう一回UPできるのやら;
『アマチュア物書きに“〆切”はないけれど、先延ばしすればずっと書けない』とはとある
物書きさんの弁ですが、なろうさんにおいても手に取ってくれている方がいる以上、力及ぶ
限りコンスタントに書いてゆきたいものなのですよねφ(・_・;)
(まぁ最近の過去記事を見ればお察しできる通り、他の物書きさん達との練習や交流の場が
比較的ここ暫く多くなっていたのも一因ではあるのですが……)

そしてはたと気付けば、今月も既に残り三分の一に差し掛かっています。
つい先日には春分の日で、暦の上ではもう春にもなっていて(道理で鼻がキテる筈だよ^q^)
嗚呼、もう芽吹きの季節なんだなとしみじみとなるよりも。
どうにも「問答無用で時が流れるやるかたなさ」を覚えてしまってなりません。
これも歳の所為かなぁ……。と、クスリと自分を哂ってみる。
だけど、それで何かが解決するという訳でもなくて。
果たして自分は、この時の変化に対してどれだけ相応しい人間になれているのやら(´・ω・)

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  1. 2012/03/22(木) 00:30:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)デコボコラバーズ!

【注】先日、物書きさん達との練習の場で自分が書いた短編(のプロローグ的な文章)です。
   「他の方の書いた文章にお題をつけるとしたら?」というイメージ訓練の一環でした。
   (※皆さんから出た案⇒「異性恐怖症克服同盟」「義妹なんか恐くない!」「通行禁止デリバリー」等)
   本文は追記部分からどうぞ↓

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  1. 2012/03/17(土) 01:15:00|
  2. その他参加物
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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