日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(雑記)“穴の開いた靴下”論

三寒四温なここ最近ですね。
冬から春──季節の変わり目、体調の管理には皆さんくれぐれもご注意を。
こんにちは。花粉症の時期が近付き、余計に外へ出るのが億劫な長月です^q^

報告が遅れましたが、週初めに連載の十九章をUPしました。
物語も徐々に「皇国」との直接対決へと向かっていきます。バラバラになった仲間達が集ま
ったかと思えばまた離れ、それぞれの思惑の下に動いていく。
前置き(大戦の前的な意味で)……長くね? とか自分でツッコミながら書いていますが、
戦記物というのは大体そんな感じだそうなので(友人曰く)予定通り──勿論適宜プロット
に調整などは加えていますが──書き進めていけたらなと思います。

そしてそして。
拙作のなろうさんへの掲載でも、今回のUPを以って通算100部分を迎えました。
(※向こうでは一章分をシナリオ的に数分割して掲載しています)
読者さんも確実におられ、しかもブクマを付けて下さる方もおられ、自分は「こんな長々と
した物語で大丈夫かなぁ……?f(=_=;)」と内心思っていたりするのですが、こうした感触
は素直に嬉しいものです。改めて、この場を借りて謝意を申し上げますm(_ _)m

今後とも、拙作達が手に取って下さった貴方の愉しみや思索の糧になれば、これ幸いです。

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  1. 2012/03/15(木) 17:45:00|
  2. 【雑記帳】
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(企画)白いメッセージ

【注】先日、物書きさん達との練習の場で自分が書いた三題噺です。
   <お題:花婿、猫、大雪>
   本文は追記部分からどうぞ↓

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  1. 2012/03/13(火) 00:00:00|
  2. その他参加物
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅱ〔19〕

 軍靴の響きが遥か遠方から聴覚・視覚の近くへと。
 やがてそれらは折り重なり、一つの群れとなってやってくる。
 銃剣を携え、深紺色をした武装の隊伍。数多に流れてくる、整然たる紺色の人波。
 それらをまるで次々に飲み込んでいくかのようにして、その要塞は在った。
 ──ソサウ城砦。
 皇都トナンの外壁をぐるりと囲みながら高くそびえ立ち、同時に王宮の両翼棟とも接続し
ている、皇国軍の本営である。
「妙だよな。何でこんな時に帰還命令なんだ?」
「俺に訊くなって。上からの命令に従う他ないんだし」
 しかし当の兵士達は、必ずしも晴れ晴れとした様子ではないようだった。
 ひそひそと隣り合う者同士での囁き声で交わされるのは、そんな戸惑いに似た反応で。
「あ、でも何か“大物”が捕まったって話なんだろ? それを土産にするのかもな」
「大物ねぇ……」
「確かに、今までの小競り合いに比べれば随分と戦果は挙がってるけど、な」
 当初自分達に上層部から告げられたのは、反政府勢力(レジスタンス)及び裏で手を引い
ているという“結社”の殲滅だった。
 実際、各地に進軍・待機していた友軍の一斉強襲は大きな成果を挙げたといっていい。
 それまでは突けばサーッと退いて身を隠してしまう彼ら構成員の、その少なくない人数を
捕獲できている。そんな情報が、各部隊へ伝言ゲームよろしく伝わってきているのだ。
 長らく小競り合いを繰り返してきた彼らの戦力は、間違いなく削がれている。
「……ようやくこれで、女傑族(みうち)同士の争いも終わると思ったんだけどなあ」
「言うなよ。極力傷付けない殺さないに越した事はないんだ。……多分だけど、向こう側の
誰かお偉いさんが投降したんじゃないか? そうでもなきゃ、こんな中途半端な終わり方は
しないよ。きっと」
「だろうな……。一体誰なんだろう? 何か聞いてないのか?」
「いんや? むしろこっちが知りたいくらいだっての」
「知らないな。別の隊での成果みたいだし……」
 なのに──戦況は優勢な筈なのに、押し切って“殲滅”することはせずに、こうして突然
の引き揚げ命令が下っている。
 彼らの中に燻るのは、消化不良な感や怪訝、或いは個人的な詮索は無用と思考を自ら寸断
しようと試みる態度などだった。
 我らが皇の下した命令。
 軍属に身を置く以上、自分達はその指示に従って動くだけだ。
 それでも心の何処か──いや、確かにあるこの虚しさは何なのだろう。
 自分達は、国を守る為に身を捧げている筈だ。
 なのに。なのにこの戦いも、今日世界を騒がせている多くの戦場も、それらとはどうにも
性質を異にしているように思えてならなかった。
 この国を豊かさに導く。皇はそう言って長らく王座に就いている。
 でも、これじゃあまるで──。
「そこっ! 無駄口を叩くんじゃない!」
 ふとそんな馬上の上官の怒声を耳にして、彼らは思わず身を縮こまらせていた。
 だがその声と眼が向けられていたのは自分達とは別の方向──隊伍の中の別の兵士ら数人
のようだった。
 直接自分達が咎められた訳ではない。
 内心違和感を覚えているのは、何も自分達だけではないのだ。
 そんな二重の安堵と、どうにも塞ぎがちになる気分。
「各自、城砦詰め所にて待機せよ!」
「今後第二派、三派と出撃が予定されている。今の内に少しでも身体を休めておけ!」
「その際、余剰兵力は反撃のあった場合に備え皇都を守護する任に就いて貰う。いいな?」
 各隊伍を率いる尉官らが口々に末端の兵らに告げていた。
 そう……。戦いは終わっていない。
 皇は演説で語っていた『彼らを野放しにしてはならない』と。
 犠牲者の鎮魂。それは表向きの建前であることぐらい、皆も分かっている筈だ。
 口実だ。皇にとって長らく目の上のこぶであったであろう彼らレジスタンスを根絶やしに
する、その絶好の好機だと。大方そんな思惑を持っているのだと推測できる。
(……。皇は、良くも悪くも信念の強い女性(ひと)だからな……)
 少し血の気の多い同僚と、少しお喋りの過ぎる同僚とを左右に肩に並べて歩きつつ。
 この末端兵士の一人は、謁見したことすらない、叶わない皇とこの国を思い、密かに嘆息
する。

「──……」
 そんな、高揚と不安が入り混じる軍靴の音を遠くに聞きながら。
 砦内の薄暗い一室で、一人の剣士がゆっくりと、そのじっと閉じていた目を開いていた。

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  1. 2012/03/11(日) 21:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(雑記)巡り廻った、その先を

こんにちは、長月です。
今日は2012年3月10日──言わずもがな、あの東日本大震災から明日で1年が経ちます。
正直言うとあっという間だった気がします。
このブログを開設したのは去年の四月末であり、以前から折に触れて自分も外野の人間なが
ら震災後の世の中を自分なりの眼で見渡した中で拙い雑記をしたためてきました。

失われた命はもう戻りません。
悲しみや苦悩に苛まれる被災者の方々の心中は、筆舌に尽くし難いものがあると思います。
それでも尚、一介の物書きとして、思考を回し続ける者として一面であっても語ることを許
されるのであれば。
……せめて、鎮魂と復興の祈りに代えて、もう一度想起したいと思うのです。

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  1. 2012/03/10(土) 22:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(雑記)セカイの広さという問題

書ける(創れる)時とそうではない時の落差ってしんどいですね_(:3 」∠)_(挨拶 )
こんにちは。今日も今日とて思考の海の藻屑、長月です。
気付けば押し寄せていた寒波群はなりをひそめ、代わりに列島を覆うのは雨──春の嵐。
じわじわと気温も上がっているようですし、今後は少しずつでも冬から春へと季節が移り変
わる頃合となるのでしょうか。
喜ばしい表現であろう「春の足音」 。
しかし一方で、自分達の都合とはお構いなしに進むの時の流れという事実。
新たな季節への淡い期待以上に、そんな時の流れの無情さもまた強く感じてしまったり。
果たして自分は、ひたすら進む時代に対応できているのでしょうかね……f(=_=;)

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  1. 2012/03/06(火) 16:30:00|
  2. 【雑記帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止します。

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