日暮創庵

-当庵は長岡壱月によるごった煮創作ページ(主に小説)です-

(企画)ヤオロズトビラ

【注】文章創作応援番組「わなびすとりーむ!」第10回に自分が応募したお題小説です。
   <お題:『タンスの中にあった何かによって主人公が事件に巻き込まれる物語』のプロローグ>
   番組HP(http://wannabestream.jugem.jp/)にも同様に掲載されています。
   本文は追記部分からどうぞ↓

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  1. 2012/02/28(火) 00:00:00|
  2. その他参加物
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(雑記)だからきっと愛しくて

私の戦闘力は53万文字です(フリーザ様風に)
こんにちは。同じネタを使い回す男、長月です(挨拶)

先日、連載の十八章をUPしました。これでこの作品単体で総文字数が53万を超えることにな
りました(なろうさんの頁で確かめれば分かる事ですが、実際には54万弱ですけどね)
順調に?物書きの習慣が続いているようです。少しは自分も書き手として成長できているの
でしょうか……。何だか似た感じの硬い文体ばかりな気もしなくはないんですがf(=▽=;)

以前より「同じ作品ばかりでもなぁ。もっと色々と数をこなせれば」等と不安を抱く一方で
「作品世界をもっと深化させたい。させた方がいいのかもしれない」とも唸っている。
はてさて、このいち物書きは何処へ行こうとしているのやら……。
言ってみている自分ですら、さっぱり分からんとです<(^o^)>

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  1. 2012/02/26(日) 18:30:00|
  2. 【雑記帳】
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(長編)ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-Ⅱ〔18〕

 その日、世界が震えた。
 実際“結社”の凶行は何も今に始まった事ではなかったが、それでも自分達の「信仰」で
以ってすれば数多の犠牲をも厭わないその思想──からくる行動能力は、何度ともなく人々
を震え上がらせるには十二分過ぎたと言える。
 特に皇国(トナン)を内包する東方の盟主『レスズ都市連合』や、爆破された飛行艇が離
陸をした空港(ポート)の出元である北方の大国『アトス連邦朝』の被った物質的・精神的
ダメージは大きく、事件の後暫くはメディアや市井間で“結社”に対する報道合戦が繰り広
げられることとなった。
 だがそれでも……事態はすぐには動かなかった。
 西方の軍事大国『ヴァルドー王国』はかねてより“結社”よりセカイ開拓の有力パトロン
としてマークされており、既に領外への戦線を広げるだけの余裕はなく。
 南方の豊穣大国『サムトリア共和国』は指導者が代わって間もなかったが故──未だ内政
の地盤固めが不十分で他国への干渉をできるだけの余裕はなく。
 世界最大の信徒勢力たる『クリシェンヌ教団』も、遺憾の意を示しはしたが武力介入など
は取る筈もなく。
 反開拓派の諸勢力『リストン保守同盟』に至っては、今回の凶行を革新化の進むトナンへ
の牽制になると歓迎する声すら上がるような状態で──。

「……どうにもきな臭い感じになってきたわね」
 ホームのロビーに皆を集めて、イセルナは心苦しさを隠せないしかめ面で呟いていた。
 先刻、アルス達が表通りで貰ってきた号外の紙面。そこに書かれた、皇国(トナン)行き
の飛行艇が“結社”によって爆破テロに遭ったという旨の速報。
 誰が強制する訳でもなく、面々は重苦しい空気の中にあった。
「これは、どういうつもりなのかしらね……」
 数日前にダンから直接、向こうに着いたとの連絡があった。
 途中の導きの塔にて“結社”の妨害にあった──面子を寸断されたことから考えても、奴
らが直接ジーク達を狙った訳ではない筈だ。
「……おそらくは」
「揺さ振り、だろうね」
 呟きかけた推測を、シフォンとハロルドが継いで言葉にしてくれる。
 イセルナ達は十中八九そうだろうと、黙したまま頷いていた。
 ──奴らには、この街(アウツベルツ)を襲ってきた先例がある。奴らなら、自分達の目
的の為なら何だってやってのける。
 ある意味最も敵に回すべきではない、予想の付かない相手だ。
「このニュース、やっぱりシノブさんにも……?」
「だろうなぁ。今夜はともかく、何日かすれば伝わっちまうと思う」
「……」
 いや、それ自体は──ジークやアルス達には堪えない筈はないのだが──言っては何だが
随分と慣れてきている。
 少なくとも自分はこのクランの代表を務めている。皆を徒に不安にする訳にはいかない。
 だからこそなのかもしれないが、イセルナの胸中はむしろ別の方面に傾いていた。
 即ち、シノブの苦悩に対する心痛に。
 団員達がひそひそと心配げに語るように、彼女は今、非常に不安になっている筈だ。
 先日ダン達がトナンに着いたことは導話で伝えたので、今回のテロにジーク達が巻き込ま
れた訳ではないと気付けているだろう。それでも祖国へ向かおうとした人々が犠牲になって
しまった事実を重く圧し掛かるように感じているといった姿は容易に想像できる。
 何せ、あのジークとアルスの母親なのだ。
 数日だけとはいえ、実際に会った彼女は間違いなく……己を殺してでも誰かを助けたいと
願っている、そんな類の人間だと思うから。
(……やっぱり、そう円満には解決できないのかしらね)
 予想は、覚悟はしていたけれど、やはり気が塞ぐ思いは拭えない。
 だからこそ、これだけ多くの人々を苦しめる“結社”への憤りも鋭角を描くように比例し
てくる。当然の感情なのだろうが、一方でそれすらも奴らの策略に乗ってしまっているかの
ようで正直おもしろくはない。
 夜の街は、一見すると普段と変わらないように見えた。
 日没に替わって、点々と灯る家々の照明が街の姿をほんのりと浮かび上がらせている。
「とにかく、情報収集を始めましょう。少なくともダン達にも奴らからの圧力が掛かってい
る可能性があるわ。それと……ハロルド」
「何かな?」
「皆を代表して件の空港(ポート)へ献花をお願いできるかしら? 犠牲者と遺族の皆さん
に聖職者(あなた)の祈りを。……私達の所為で、犠牲になったようなものだから」
「……分かった。私のような不良神官(はぐれもの)で良いのなら」
 そう、自分を責めるな。
 少し間を置いて頷いたハロルドや、周りの団員らもそんなニュアンスの返答と優しい眼を
送ってくれる。
 団員らは、ややあって動き出した。
 夜は深くなり始めているが、もう事態は待ってくれそうにはない。
 ただ仲間の帰還を待つのではなく、自分達もできうる事を惜しまず採るべきだとイセルナ
達は強く思う。
「…………」
 そう、にわかに場がざわつく中。
 アルスが独り、ふらふらと部屋へと向かっていることに、誰一人気付く事もなく。

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  1. 2012/02/25(土) 21:00:00|
  2. ユーヴァンス叙事詩録-Renovin's Chronicle-
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(雑記)再考・刑罰の意義とこれから

(※内容が内容なので、本文は全て追記部分に収めてあります)

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  1. 2012/02/21(火) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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(雑記)境界線上の欲望達

そういえば二月って他の月よりも短いんでしたね(挨拶)
気付けばもう今月も残り十日を切っているとは……少々のんびりし過ぎたかもしれません;

連載の執筆もぼちぼちと続けているのですが、どうにも月二回分(二章分)更新という自分
の中での目安がしんどくなってきたのかなぁと正直思っていたりします。
(続きを待ってくれている人がいる──と早合点する慢心かもしれませんね^^;)
単純にプロットを文章に起こすことに手間取る部分が多かったり、他の創作思案やもっと別
の、日々の生活(私事)諸々で能率的な時間が取れなかったり。
どうにも近頃の自分は、思い描くもの(創作欲)の量と現実の心身のキャパシティ──本来
あるべき論理的・現実的要請とが釣り合っていないような気がしてなりません。

生計を立てる──要するにお金を稼ぐこと。
安らぎでもある創作に、自身耽り過ぎている感があること。
何よりもこれからのリアルを、自分が如何見、如何在ろうとするのか。

抱く意欲(欲望)の質量もそうですが、如何せんそのベクトルが間違っているんじゃないか
と思えて、折々につけ立ち止まってしまいがちな今日この頃であります……_(:3 」∠)_

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  1. 2012/02/21(火) 18:00:00|
  2. 【雑記帳】
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自己紹介

長岡壱月

Author:長岡壱月
(ながおか いつき)

創作もとい妄想を嗜む物書きもどき。書いたり描いたり考えたりφ(・_・)
しかしながら心身共々力量不足な感は否めず。人生是日々アップデート。
今日も雑多な思考の海に漂いながらも何とか生きてます。
【小説/思索/落書き/ツクール/漫画アニメ/特撮/幻想系/小説家になろう/pixiv】
(※上記はPN。物書き以外では概ね、HN「長月」を使用しています)

【注】当庵内の文章や画像等の無断転載・再加工ないし配布を禁止
します。

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